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Author:まめ
アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


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小さな国際親善交流

シカゴでの全米応用言語学学会(American Association of Applied Linguistics)でのプレゼンを終えて帰ってきた。これだけ大規模な学会に参加したのは初めてで、とても有意義な経験が出来た。各国からの著名な研究者が集まり、実際に言葉を交わすことが出来た人はわずかだとしても、素晴らしいプレゼンテーションを聞くことが出来たり、新たな視点を得たり、また東日本大震災が起きたことによって、声をかけてくれた他国の人々との小さな国際親善交流が出来たことも大きな成果だった。


アメリカのテキサス州立大とインディアナ州立大で博士号を取って、台湾の大学で教授になった二名の研究者(台湾人)とランチを一緒にした日。話題がやはり地震と津波の被害の話になった。


こちらから、日本の人たちが台湾の人々のあたたかい気持ちに大変感謝していることを直接伝えることが出来て嬉しかった。芸能人も一般人も、一丸となって日本のためにものすごい額の義捐金を一生懸命集めてくれたことは、日本でも伝わっているが、彼らは「2年前の台風による大被害のときには日本がものすごい速さで多額の義捐金を送ってくれたことを台湾人は決して忘れていない。今回は自分達の番だから。」と言っていた。さらに、「日本は台湾との友好関係をこれからも大事にしていかなければならないと再認識しています」と伝えると、彼ら二人とも口を揃えて、「台湾人は皆、日本を親友だと思っていますから」と言っていた。


小さな国際親善交流はこれだけではない。


今朝、仕事に行くために車を運転していると、なんとキャンパスの真ん中で車が動かなくなってしまった。エンジンをかけ直すと、エンジンはかかるのだが、シフトをDに入れると、ぷすん、と音を立てて止まってしまう、という奇妙な状態になり、立ち往生すること10分。ここは諦めてレッカー車を呼ぶことにするも、最後にもう一度エンジンをかけ直し、DではなくRに入れてみる。すると、エンジンはちゃんと動いている。これはいけるかも、と思い、おそるおそるDに入れると、そのまま動いている。しめた、と思い、そのまま仕事に行かずにホンダに行った。車を置いて、シャトルで家に戻り、数時間後にホンダから修理が済んだと連絡があったので、またシャトルを呼ぶ。エンジンのmap sensor (Manifold Absolute Pressure sensor)という部分が反応しなくなっていたために起こった障害だったが、特に交換の必要もないということだった。


小さな国際交流は車を取りに再びホンダに向かうシャトルの中で起こった。運転手のお兄ちゃんと会話をしていると、話題が自然と日本の地震の話になった。彼の友人の従兄弟がカリフォルニアに基地を置く米軍に所属しており、今回の地震のあと、救援活動のため、日本に派遣されたということだった。そこから福島の原発の話や、東京の水騒動の話になり、はたまた日本酒の話にまでなったのだが、彼に、いかに米軍が今回の救援活動と復興支援で大きな役割を果たしているか、いかに日本の人たちが感謝をしているかを伝えると、「助けに向かうのは当たり前だろ。こんなことが起こったんだから。自分だって出来ることなら、シャトルの運転なんてしていないで、日本に行きたかったさ」という言葉をくれた。


こんな小さな国際交流の積み重ねが、世界中いろんな国で行われば、戦争も、歴史がもたらす憎悪も、無くなっていくような気がした。アメリカにいれば、日本人を快く思わない韓国人がいたり、中国人とは絶対に友達にならない台湾人がいたり、白人をあからさまに嫌悪する黒人に出会ったりする。しかしそのほとんどが、個人レベルで付き合いをすることなしに、偏見と固定概念に満ちた視点でしか相手を見られないことに起因している。自分が作り出している心の壁を越えて、相手に感謝の意を伝えたり、会話をしてみようと思うことは勇気がいることかもしれないが、多くの人がそれをすることが出来たとき、何かが大きく変わるのではないかと思う。

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