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アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


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シーシェパードをフェースブックで考える2


前の記事に続き、国際エコ・テロリスト団体Sea Shephard(SS)の、日本の調査捕鯨船に対するテロ行為に関して。


さて、SSに対する猛烈な怒りのはけ口を求めながら、何気なくいつものようにFacebookを開き、友達のポスティングなどをチェックしていた私は、ある友人(日系アメリカ人)が別のアメリカ人(私の友達ではない)が載せたビデオにコメントをしているのを見つけた。


そのビデオは、SSが日本の調査捕鯨を中止に追い込んだというもので、あくまで反捕鯨の立場からの報道ニュースであった。そのビデオを掲載したアメリカ人は、"Like(いいね!)"のボタンをクリックしており、さら に"This is awesome!(最高!)"とコメントをしていた。それに対して日系アメリカ人の友達がなんとコメントしていたかは詳細には覚えていないが、捕鯨賛成でも反対でもなく、ニュートラルな立場で当たり障りのないことを書いていたように思う。


そんなコメントを見て怒りがふつふつと沸いてきた。無知なアメリカンよ、SSが何をしている団体か分かって言ってんのか!


SSに対する反論を自分のWallに書こうかとも思ったが、何しろ欧米人の友達がたくさんリストに入っているため、SSが一般に絶大な支持を受けているアメリカでは、そんなことを英語で書いたら、自分のFacebookが炎上するかもしれん・・・しかし日本語で書いて日本人に訴えかけてもここは意味がない、欧米人に訴えなければ・・・などと思い、まずは日本の立場から今回のニュースを伝えている、英語のビデオをWallに掲載しようかと、ウェブを検索してみた。


探すこと数十分。・・・ない。全然、ない!日本の立場から今回のニュースを伝えている、日本語のビデオはあるのだが、英語でないと、 自分の友達には伝わらない。日本のマスコミ(マスゴミ)も、バカな番組ばっかり作ってないで、英語が出来る人はいるんだろうから、少しは英語バージョンの ニュースでも作って、日本の見解を海外に発信したらどうなんだよ!ボケ!などと別方面の怒りも相まって、試験中だというのにこのままでは集中できそうにない。


そうだ、Facebookには色々なグループがあるから、反SSのグループがあるかもしれない、と思い、検索してみる。


最初、Sea Shephardと入れて検索してみたのだが、そうしたら、出るわ出るわ、何百はあろうかという、SS支持のグループ。それも各国に。SS support in Europe, SS support in Denmarkとかそんな感じ。捕鯨をしている国にすら、支持グループがある。しかも、メンバーの数が半端ない。各グループに何万、何十万というレベルの人数だ。


SSはメディアを駆使して売名行為と資金集めに余念がないから、知名度は抜群である。グッズも売っているし、影響力のある有名人や政治家、団体などから支持を取り付け、寄付をがっぽりもらい、政治的にうまくメディアを利用している。加えて、昨年公開された映画「The Cove」(日本の太知町のイルカ漁反対のドキュメンタリー)では、かわいいイルカちゃんが捕殺される様子とそれを見て泣く女優の姿などを描き、すっかり残忍残虐な野蛮人の国日本、のイメージを定着させるのに成功した。


そう、寄付金をたくさんもらうには、ターゲットは"Others"(自分達とは異なる別存在の他者)でなければならない。そう、かけ離れていればいるほど、よい。他にも捕鯨する国はあるのに、なぜ日本をターゲットにするのか。それは、白人ではないからだ。SSのメンバーは白人である。SSの支持者も白人。はっきり言えば、SSは石原慎太郎と変わりない。レイシスト(人種差別主義者)である。(注:石原慎太郎がレイシストであるのは、東大教授の小森陽一も断言している。姜尚中との共著『戦後日本は戦争をしてきた』(角川書店[角川oneテーマ21], 2007年)を参照されたし。)


おそらく、FacebookでSSを支持している人たちも、彼らが本当はどんな方法で捕鯨船を妨害しているか、知らないのだと思う。


SSは映画「The Cove」以来、太知町に観光ビザでやって来て、ビデオを撮ってYou Tubeにたれ流し続けている。奴らは地元のイルカ漁に携わる人々の仕事を妨害し、道に座り込んでトラックの通行(漁師が乗っている)を邪魔したりしている。警察が来てどかそうとするが、日本語が通じない。警察も英語ができない。これからは日本の警察も英語ぐらい出来なければいけないのかもしれない。また、日本の警察も、強くは言わず、だらしがない。SSの奴らもどこうとはせず、漁に出られない漁師たちの生活をも脅かしている。アメリカだったら、公務執行妨害でお縄、さらに抵抗して武器でもちらつかせようもんなら、その場で射殺、でおしまいだというのに。まあ、そんなに警察がすぐに発砲できる社会も恐ろしいが。


話を戻すと、Facebookの反SSグループ探しはしばらく時間がかかったが、ようやくいくつか見つけた。Anti Sea Shephard's Violenceとか、Stop Sea Shepardとか、そんな感じの名前が多い。しかし・・・。そのそれぞれにメンバーが5人とか、数十人しかいないとか、そんなレベルのものばかりで、しかもWallを見る限り、一番最近のPostingが3ヶ月前とか、不活性そのものである。


それでも、同じ怒りを共有する人が少数でもいることは嬉しく思った。いくつかに加入しながらさらにグループを探すと、ようやく活発にPostingをし、意見交換をしているグループを見つけた。Stop Sea Shephard Violenceというグループだ。といっても、メンバーは2000人を少し割る程度しかいないのだが・・・SS支持のグループの多くが、何万、何十万規模でメンバーを集めているのに比べると、雲泥の差である。それでも、1000人を超えるようなグループはここぐらいである。メンバーも各国さまざまの出身で、捕鯨反対国、オーストラリア出身の人もいた。


さっそく加入し、自らそのグループのWallに書き込みつつ、過去のPostingを見ていくと、SSの妨害行為を捉えたビデオも発見。即座に、自分のWallにも転載し、"I'm against eco-terrorists and any violent acts. Whatever their "cause" may be, they have no right to put the fisherman's lives in danger."とコメントもつけた。捕鯨に賛成している、というのではないことがミソである。もし捕鯨に賛成しているという主旨のことを書いたら、私のFacebookは炎上しただろう。しかし、SSの暴力に反対だ、というコメントに反論できる人はいまい。しかもSSの暴力行為のビデオ付きである!


欧米人で反応した人はいなかった。日本人の友達は支持を表明してくれた人がいたが、あとは、「たしかに、動物は好きだけど、人命より尊重する、ってのはどうかと思うよね」的な反応があるにとどまった。あとは、欧米人の特に若年層には無関心、な人も多いんだと思う。SS?ああ、捕鯨反対の団体だっけ?グリーンピースみたいなやつね、てな程度の知識である。


今後どのようにSSの数々の許されざるテロ行為の数々を世界に発信していくか、を考えているが、それこそ日本政府のすべきことだと思う。そもそも、船体に妨害を加えられたり、燃料費が余計にかかったりしたぶん、損害賠償をすべきである。Facebookでも、なぜ日本は抵抗しないんだ?というアメリカ人の書き込みがあった。疑問に思うのは当然である。私だってなぜだと問われても理由が見当たらない。事なかれ主義?公海だから何もできない?捕鯨をしている後ろめたさ?欧米に対する昭和的劣等感?まったく、日本政府の対応は情けなさ過ぎる。太知町に来ているSSに対応した警官だって、相手が中国人だったら強気で出るくせに、屈強な欧米人(白人)だと、まったく弱腰でお話にならない。逮捕しろってーの!


次の記事では、反SSのグループのメンバーとの(まだ参加して1週間ですが)交流について書こうと思います。


 


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