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Changeling (チェンジリング)



アメリカでの評価も高く、前からかなり気になっていた映画、Changelingを観ました。1920年代に実際にあった犯罪とロス警察の腐敗・不正行為を映画化したもので、監督はクリント・イーストウッド、主演女優は監督たっての願いで実現した、アンジェリーナ・ジョリー。私の最も好きな女優の一人でもあります。

アンジェリーナ・ジョリーといえば、華やかな顔立ちと性的魅力を生かした役どころ、セクシーでかっこいいアクション、というイメージが強いですが、この映画では我が子の無事を信じ希望を失わない母親像に徹し、素晴らしい演技をする彼女が見られます。素晴らしいプロポーションと美貌でアメリカ初のスーパーモデルとなるも麻薬で身を滅ぼしたジアを描いた映画「ジア 裸のスーパーモデル」でのアンジェリーナ・ジョリーの演技力を思い出させる場面も出てきます。そういえばアンジーは、「ジア」でゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得したのでした。

それにしても一人の母親という地味な役どころでも、スターのオーラがバシバシ出て、目立つ目立つ。画面に彼女がいると、他のキャラクターには目が行かないほどです。

Changelingは取り替えられた子供、という意味ですが、生き物が姿を変える場合にも使われます。アンジェリーナ・ジョリー演じるキャリア女性の9歳の息子がある日忽然と姿を消し、5ヶ月後に発見されるのですが、警察に引き合わされたその子供は、自分の息子ではなかった・・・。彼女がいくら自分の子ではないと主張しても警察に信じてもらえず、精神病扱いされる始末。おまけに引き渡された子供まで、自分を母親と呼び、過去の記憶はなくなったと言い張る。



子供の失踪にからんで別の犯罪も次第に明らかになってゆき、全編に渡って、目が離せない展開になっています。脇役陣もなかなかの演技派揃いです。しかし、ジョン・マルコビッチの牧師役はちょっとミスキャストでは・・・。彼は性格俳優というイメージですが、アクが強すぎて、牧師役をやっても何か胡散臭くなってしまい、牧師に見えないのです。人相もいいとは言えないしね。とはいえ、眼光の鋭さは警察権力の腐敗を暴く牧師像にはまっていましたが。

ジョン・マルコビッチ↓(老けた・・・)


扱っているテーマは重いにもかかわらず、鑑賞後の後味は不思議とすっきりしていて、希望に満ちています。これが実話かと思うとぞっとする話ではありますが、すっかり引き込まれて見入ってしまいました。「ターミネーター4」や「Body of Lies (ワールド・オブ・ライズ)」などの駄作を観るぐらいなら、こちらの方がよほど面白いです。


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