プロフィール

まめ

Author:まめ
アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


最新記事


カテゴリ


月別アーカイブ


カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新コメント


アクセスカウンター


アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
1416位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ヨーロッパ
351位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベルリンという街②

berlin


1943年11月23日のベルリン大空襲で破壊されたカイザー・ヴィルヘルム教会。
ベルリンの街を歩いていて何度も目にしました。
戦争の悲惨さを伝えるものとして、最低限の修復だけがなされて、今もそのまま残っています。
記念碑でありながら、今も記念ホールなどとして使われているそうです。

先の大戦中は、東京も大規模な空襲を受けましたが、ベルリンも例外ではなく、目を覆うばかりの惨状だったと聞きました。
ベルリンの街を歩いていると、空襲で破壊されたのがどの部分なのか、よくわかります。
モダンな建物や団地のような建物が続く中、突然、格式高い、ヨーロッパ的な煉瓦の建物などが存在するからです。戦火を免れた建物なのだとすぐに分かります。

ベルリンはモダニズムと歴史・伝統が共存する街です。
しゃれたブティックや高級ブランド店が建ち並ぶ通りがあるかと思えば、一部のベルリンの壁が今も残されているところがあったり。

ここにはベルリンの壁がかつてありました、と伝えるプレートは、ベルリンのところどころで見られます。

berlin 6

カラフルな当時の落書きもそのままの、ベルリンの壁が展示されていました。
この裏側には、ドイツ軍のユニフォームを来た(というかコスプレの)ドイツ人のイケメン兄ちゃんたちが、ドイツの国旗を手に立っていました。大学生のバイトで、お金を少しもらって一緒に写真を撮る、ということをやっているんだと言っていました。
目が真っ青で、眉毛が金髪で、いかにも戦争映画に出てきそうなお兄ちゃんたちでした。

berlin 2

かつてナチスのゲシュタポやSSの本部があったところには、トポグラフィー・オブ・テラーという、ナチスの歴史や非人道的な行為について詳細に展示した博物館があります。
英語訳もついていて、写真やドキュメントも豊富に展示してあり、読み応えがありました。
ここがベルリンで一番行って良かったと思えたところかな。

berlin 5

トポグラフィー・オブ・テラーの敷地内には、今もベルリンの壁がそのまま保存されています。

berlin 4

berlin 3

壁博物館にも行きました。ドイツが分断されていた時代、アメリカが支配していた地域にあり、西ベルリンと東ドイツの国境跡(チャーリーズ・チェックポイント)が今も残っています。

DSCF9927.jpg

ベルリンの壁が出来た背景には東西冷戦があり、ドイツの責任ではないためか、この壁博物館はかなり入場料を取られた気がします。
一方、ナチスドイツが犯した罪を展示しているトポグラフィーのほうは、入場無料です。ドイツは加害者側ですから、お金を取るわけにはいかないのでしょうね。

ベルリンの街からは、過去の過ちも悲しい歴史も、忘れてはならないこととしてすべて認めた上で、前向きに明るい未来を築いていこうというドイツ人の姿勢が感じられました。

同じく戦争の加害者側だった日本がドイツから学べることは多いように思います。
例えば東京では、戦争関連の資料館はいくつかあるのですが、戦争中・戦後の国民生活の労苦について(昭和館)だったり、戦傷病についての体験について(しょうけい館)だったり、東京大空襲の惨状について(東京大空襲・戦災資料センター)だったりして、当時の日本国民の苦しみと戦災を展示したものが主なんですよね。
あくまでも日本人がメイン。

当時の帝国陸海軍の歴史とか、軍国主義、どのように戦争に突っ走っていったのか、そして占領地で行った戦争犯罪、現地の人々の苦しみについて、きちんと資料も展示して、日本人も観光客も学べるような博物館が、首都に1つぐらいあっても良い気がします。

戦争中の過ちを認め、なぜそうなったのかを知り、そこから学べることは何か、そして未来をどう構築していくべきかを一人一人が考えられるようにしていく、という大事なことが、日本の教育からは少し抜け落ちているのではないか・・・そんなことを、ベルリンの街を歩きながら感じました。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | ホーム |  page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。