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アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


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「除染」は無意味

福島第一原発事故からもうすぐ4年が経とうとしています。

チェルノブイリ原発事故のときにも、甲状腺がんの激増が顕著になったのが事故4年後だとされています。
もっとも、当時のソ連の政治体制下で、事故後4年以内のデータが表に出てこなかったこともあるし、今ほど医療機器が発達していなかったこともあるので(甲状腺がんがあっても今のように初期では発見できなかった)、事故後4年以内にがんの発生がなかった、ということではありませんが。

↑(それを逆手に取って、福島の甲状腺がんの子供たちは福島原発事故によるものとはいえない、と日本政府が今まで言ってきたわけです。非常に無責任です。チェルノブイリのときに事故後4年経ってから甲状腺がんが増加した、ということが、原発事故が起こってから4年以内に、事故による被曝で甲状腺がんが起こることはない、ということにはならないからです。)

さて、今日、気になる記事を見つけました。
まずこちらをどうぞ。
1月24日土曜日の10時5分に配信された河北新報の記事です。

----------------------

高線量土砂が伊達市の農地に 県確認せず放置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150124-00000002-khks-soci

福島第1原発事故の除染用などだとして、福島県内の25カ所で土砂が違法に採取された問題で、伊達市の現場の一つで違法採取をした業者が、県の聞き取り調査に対し、「放射線量の高い土砂を周辺の農地にかぶせた」と説明していたことが23日、分かった。県は土砂の線量を確認せず、農業担当部署などにも報告していなかった。

県によると、違法採取が見つかったのは伊達市の畑で、面積は2000~3000平方メートル。畑は原発事故で汚染されたため、業者が地権者から外部被ばく防止などのために土砂採取を依頼され、採石法に違反した状態で2011年10月ごろから採取し始めた。

業者は採取した土砂が高線量だったため、除染用土砂には不向きだと判断。違法操業発覚後の14年7月、使途について県に「採取場所付近の農地の客土として使用した」と語ったという。

農地に用いる土砂の放射性物質濃度は国の基準で1キログラム当たり400ベクレル以下とされている。業者の説明を聞いた県の採石法担当部署は採取中止などを指導しただけで、線量については調べなかった。農業や除染の担当部署にも通報していない。

業者から聞き取りをした県北地方振興局は「あくまで採石法に基づく調査であり、決められた報告は県本庁の採石法担当課にしている」と釈明している。

----------------------

回りくどい書き方をしていますが、要するに、畑の「除染」を依頼された業者が、その土砂が高線量すぎて処理に困り、元の畑(かその付近の農地)に埋め戻しちゃった、という話です。

しかも、こういうところがいくつもあると。

その畑で今までずっと何かしらの作物が収穫され、市場に出回ってきたのか、までは書いてありませんが、今頃この話が出てくるところからすると、農作業はそのまま継続されていた可能性は大いにあると思います。

やっぱり福島のものは口にできません。

私は原発事故以降、福島はもちろん、南東北、関東の農産物や食品は、出来る限り避けてきました。
全く気にしない人のほうが多いのかもしれませんが、市場に出回るすべての農産物や食品が「きちんと」(線量を測るなんてもってのほか、きちんと下限値を1ベクレルまで下げて、シンチレーションやゲルマニウム検出器で測る)検査されているわけではないのだし、上のニュースのような状況がある限り、汚染地の産物を何も好んで食べる必要は何もないと思います。
ロシアンルーレットみたいなもので、いつも汚染地のものを食べていれば、たまたま出たものっすごい汚染された食品を口にしてしまう可能性だってあるわけです。

原発事故が起きたすぐは、青物、乳製品、お茶などがヤバいとか言われていましたが、今は、激烈な高ベクレルが検出されているものといえば、何といっても汚染地の魚、きのこ、野生植物、野生動物、そして水だと思います。
何も気にしない人も、これらだけは避けたほうがいいように思います。

ところで、東北や関東の農産物は普通にスーパーで売っていたりしますが、1か月滞在していた東京でも、福島産のものは見かけませんでした。
どこに行っちゃってるんでしょうね。
たぶん外食産業なんだろうなあ。。。

それと、除染についてですが、そもそも、汚染された土を取り除いたところで、放射性物質が別の場所に移動するだけであって、「除染」などできないわけです。

除染といえば、アホの最たるものは、家やアスファルトなどを高圧の噴射機で水をかけて「除染」することを推し進めてきた政府です。
一時的に線量が下がっても、雨が降ったり、時間が経つとまた同じように高い線量が出るようになってしまった、なんていう話はいくらでも聞きます。
さらに問題なのは、「除染」で使われた、汚染された水がどこに行くのかということ。
地下水に、川に流れ込み、最終的には海へ行きつきます。
そして海の水がまた雨になって地上に降り注ぎ、放射性物質は戻ってきます。
放射性物質は何をしようが、一度放出されたら、自然に半減していく以外は、移動しつづけるのみなのです。

チェルノブイリでも「除染」は無駄だ、と結論づけられているのに、「福島の除染だ」と躍起になって税金を使って放射性物質を移動させているだけなんて、バカげた話です。

あれから4年、東京へ帰れば人々は何も以前と変わらない生活をしているし、こんなニュースが出ても、またか、という具合で、危機感を持ちにくくなっている今日この頃ですが、改めてフクシマは全然終わっていないんだ、ということを強く意識したいと思います。



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