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Author:まめ
アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


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出産レポート[その1]

8月18日(日)午後9時57分、オハイオ州コロンバスのオハイオ州立大病院(Wexner Medical Center)にて、無事長女を3200g, 52.7cmで出産しました。人生で、最もドラマティックな一日となりました。


8月16日の出産予定日に産まれなければ、18日に陣痛促進剤を使って出産する、ということになっており、前日から落ち着かない日となりました。同じく陣痛促進剤で出産した友人からは、「とにかく前の日はエネルギーを蓄えておかないとだめ。たくさん、こってりしたカロリーのあるものを食べて」と言われていました。彼女は前日の夜9時と当日朝の3時に重めの食事をして臨んだそうです。ところが、私が聞いた病院の話では、「直前はあまり重いものを食べないで、軽食程度に」ということでした。うーん、今思えば、軽食にとどめず、もっと食べておけばよかったかなぁ、と思います。とにかく陣痛促進剤による分娩は長丁場になるし、途中飲食はできないので、エネルギーが切れてしまって、かなり疲れました。


それでは、時系列を追って、私の出産経験を振り返ってみたいと思います。


 


8月17日(土)


一日リラックスして過ごし、夜はサーモンのステーキを食べる。夜は11時頃ベッドに入るも、あまり眠れず。


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8月18日(日) 午前2時


手伝いに来てくれている叔母が起き出し、病院に持って行くお弁当のためのおにぎりとサンドイッチ、卵焼きを作り始める。出産に行く感じではなく、なんだかピクニックにでも行くような感じだ。私も起床し、シャワーを浴び、身支度をする。


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午前3時


昨晩はしっかり食べたつもりなのに、既にお腹がすいており、グリーンスムージー、おにぎりを5個と卵焼きを食べる。まだ食べられそうな感じだが、その辺でおさえる。トイレに行くと、大量に「おしるし」がある。


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午前4時


まだぐーすか寝ている夫を起こす。


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午前4時半


入院のための荷物を持って、夫と叔母と3人でまだ暗い中、車で病院へ向かう。3人ともやや緊張気味。


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午前5時


病院の6階でチェックインする。陣痛促進剤で産む場合は、もし病室が空いていなかったり、急に産気づいた人がいた場合は、後回しにされて待たされると聞いていた。友達は4時間待ちだったそうで、その間にまたおにぎりを食べられるだろうと思っていたが、甘かった。何も食べる時間もなく、私はすぐに陣痛分娩室に通される。OSUの陣痛分娩室は個室でシャワー、トイレ付き、ソファ、椅子などがあり、かなり広々とした空間。すぐに病院のガウンに着替えてベッドの上へ。


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午前5時15分


ルーティンの質問を色々される。アレルギーの有無の確認など。さらに「何かあった場合のため、遺言はありますか」と聞かれ、度肝を抜かれる。そういう質問をする決まりになっているのだろうけど、産む前から「遺言は」などと言われても・・・。やはり出産は命がけなんだなぁ、などと思いながら、「別にありません」と答える。続いて、「今日はジュエリーを持ってきていますか。カバンの中、身につけているものなど」と聞かれる。「結婚指輪だけです」と答える。盗難に遭った人でもいるのだろうか。それとも、出産で命を落としたときに誰にジュエリーをあげるか、という問題だろうか。


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午前5時半


出産まで何も飲み食いはできない。脱水症状にならないようにするため、腕にIVを入れ、そこから点滴で水分(生理食塩水?)を入れる。なんだか腕がすうーっと冷たくなる感覚がある。腕に針がずっと刺さっているのはどうにも不快だ。でも、いざ陣痛が起こったら、その程度の違和感はどうでもよくなるのだろう。


続いて、陣痛促進剤を合わせて点滴で入れ始める。


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午前6時


なんだかチャラいにーちゃん風のインターン(?)の医者がやってくる。子宮口の開き具合を確認する。4センチ。立ち会っている叔母曰く、「清掃のおにいちゃんかと思ったわ」。超音波で赤ちゃんの頭が下に来ているかを確認。一瞬で確認終了。無事に頭が下になっている。よかった。逆子ではないので、下(経膣)から産める。


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午前7時


若いナースが時間交代になり、ベテランの体格のいいナース(おそらく助産婦)と代わる。こちらのほうが信頼が置けそうな感じなので、ほっとする。ナースは12時間シフトだと言っていた。「また午後7時に来るから」と言い、その場を去る。その時までには産んでいるのだろうか。それとも、まだ産まれていないのでまたこの若いナースのお世話になるのだろうか。


ベテランナースが「氷持ってきましょうか。あなたが飲み食いできるのは氷だけだから」と言うので、持ってきてもらう。点滴で水分を入れているので、意外に喉の渇きは少なかったが、冷たい氷が心地良かった。


叔母、緊張して目が回るのでソファで横になる。夫、寒いので私が持参したユニクロのフリースひざ掛けを肩からかけ、スマホにダウンロードした本を読み始める。ここからひたすら、陣痛促進剤が効いてくるまで待つ時間。


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午前9時


次第に陣痛促進剤が効いてきて、最初は数十分に1回、陣痛がある。痛くはない。よく妊娠後期に寝ているときに、子宮の収縮を感じたが、その感じに似ている。お腹がきゅーっと固くなる感じ。


叔母と夫、おにぎりを食べ始める。「(私は)食べられないのに、目の前で食べてもいい?」と気を遣ってくれる。叔母は横になったり、本を読んだり、部屋の外の待合室に行ったり。夫は本を読み聞かせてくれる。


トイレに行くのも、点滴をつけたままなので一苦労。


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午前11時


夫が本を読み聞かせてくれるが、あまり頭に入らない。


陣痛が10分間隔になったのがわかる。スマホのメモ帳に、陣痛を感じた時間を記録してみる。この時はまだ余裕があり、痛みはそれほどない。モニターには、赤ちゃんの心拍数と私の陣痛が映し出されている。別室のモニターも映っているが、赤ちゃんの心拍数がすごい動きを見せている。私の赤ちゃんのほうは、すやすや眠っているらしく、ほとんど心拍数の変化がない。


時々ナースが入ってきて、「赤ちゃんの心拍数を動かしましょう」と言って、私の姿勢を30分に一回ぐらい、変えるように言う。お腹が重いので、横向きになっているのもなかなかつらい。


産婦人科での毎週のノンストレステストでも、私の赤ちゃんはなかなか動こうとしないときがあったから、よく寝る子なのかもしれない。姿勢を変えても、あまり心拍数は変わらない。


点滴のせいか、トイレに1時間半に1度はいきたくなる。


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午後1時


叔母と夫、ランチを食べる。私はひたすら氷を食べる。氷が解けると、夫が新しい氷を持ってきてくれる。


子宮口は6センチぐらい開き、陣痛は5分間隔ぐらいになる。ナースは「痛みはどう?いつepidural(「無痛分娩」のための、背中から入れる麻酔薬)をしますか」と、入ってくるたびに聞く。「まだぜんぜん耐えられる程度です」と答える。陣痛の痛みってこんなもんなのかー、たいしたことないなー、このぶんならepiduralをしなくても出産できるかも!?と、この時は、甘く考えている。ナースは「破水の後は急に痛みが増すのよ。その前にepiduralをしたほうがいいわ」と言う。


暇なので、スマホで音楽を聴く。


トイレに行く。ナースは数十分に一度、かなり頻繁に部屋に来てこまめに様子をチェックしてくれている。


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午後2時


うつらうつらしながら、1時間〜1時間半ほど寝入る。陣痛は5分間隔のまま、痛みはたいしたことはない。赤ちゃんの心拍数は相変わらず一定していて、やや心配になる。ただ、よく寝る子だ、ってだけならいいんだけれども。


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午後3時


うとうとする。陣痛は3分か4分間隔になる。ナースに「そろそろepiduralをしますか。先生がこれから人工的に破水させるので、その前に」と言われ、「はい。」と答える。ナースが麻酔科の先生に連絡を取る。「epiduralを受ける準備ができました」と言っている。


ナースが「アイスキャンディでも食べますか」と聞いてくるので、「はい!」と答える。おなかがすいておなかが鳴っていた。「オレンジとチェリー、どれがいい?」と言うので、「じゃあ、オレンジで」。


オレンジのアイスキャンディを食べる。普通のアメリカの安いロリポップが、こんなにおいしく感じるとは思わなかった。


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午後4時


陣痛3分間隔。子宮口は7センチぐらい開いている。突然、生暖かいものが中から外に溢れるのを感じる。止められない。あとからあとから流れ出てくるかんじ。「破水した!」とわかる。ナースに伝えると、「先生が破水させる必要なくなったわね。破水後は痛みが増すので、すぐにepiduralをしましょう」と言われ、ベッドに敷いてあるシートを取り替えてくれる。


陣痛が起こる。すごい痛みに、思わずうめく。本当だ!破水後の陣痛って、こんなに痛いんだ!心配そうな夫の手を握り、耐える。3分間隔でやってくるのでたまらない。「いますぐepiduralしてください!」と思わずナースに頼む。


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午後4時半


間もなく麻酔の先生たちがやってきて、epiduralの説明をしてくれる。同意書にサインをする。背中に麻酔針を打ち、薬をつなぐ。その間にも、陣痛が絶え間なくやってきて、痛みにひたすら耐える。片足だけが感覚がなくなる感じがする。ほどなくして、陣痛の痛みがやわらいできたのを感じる。


手元にはボタンがあり、15分に1回、痛みがひどいときにボタンを押せば、さらに薬が入って、痛みを緩和することができるからね、と説明を受ける。「グリーンの光が光ってるときに押せるからね」と言われるが、光がどう見ても黄色なので「黄色いんですけど、グリーンの光もあるんですか」と聞く。


「あ、これグリーンじゃない?何でもいいや、とにかく、光っている間は押してもいい、ってことだから」と先生。


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この時はまだ、本当の陣痛の痛みがどんなものか、知る由もありませんでした・・・。


分娩はすでに12時間に渡っていました。


次回に続きます。


 

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