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アメリカと日本の産婦人科・妊婦検診の違い

アメリカは決められた産婦人科にしか行けない


日本はどこの産婦人科に行こうが自由なのがいいですね。


アメリカでは、加入している健康保険に応じて、どこの病院に最初にかからなければならない、というのが決まっていて、そうでないと保険が効かなかったりします。


私がPh.D.学生であるために強制的に加入させられている、student health insuranceという保険は、何があってもまず最初に、大学のヘルスセンターに行かないといけないことになっています。ここでは各科揃っているし、色々な検査もできるのですが、産婦人科ではなく婦人科なので、そこで見てもらって、その後は大学病院の産婦人科を紹介してもらうことになります。うちの大学病院の産婦人科クリニックはいくつもあり、どこをあてがわれるかは、空き状況によって決まります。


私が最初に妊娠が発覚したのも大学のヘルスセンターでの血液検査でした。


HCG(ヒト絨毛性ゴナドロピン)ホルモンという、怪獣みたいな名前のホルモンが、いわゆる妊娠ホルモンなのですが、これの有無と、その増え方を見ました。妊娠していなければ検出されませんが、妊娠している場合は、日に日に倍増していくホルモンなのですぐに分かります。尿検査より確実です。


12月にヘルスセンターを合計3回訪れているのですが(2回は内診と血液検査、3回目は結果を聞きに行くため)、この時点で、妊娠発覚から10日ぐらいは経っています。ようやく3回目のときに、大学病院の産婦人科への紹介をしてもらうことになったのですが、年末年始をはさむから、実際に産婦人科の先生に診てもらえるのは年明けと言われました。


そんなわけで、妊娠5週目に妊娠が分かったのに、実際に医者に見てもらえたときには妊娠8週目に入っていました。


日本じゃあり得ないですよね!


ここまで、超音波も心音も何も無しです。


だから、12月中も、つわりがあったものの、果たしてベイビーが生きているのかどうなのかも、全く自分では分からず、不安だったのを覚えています。


妊娠初期は流産も多いし、知らない間にベイビーがお腹の中で亡くなっていることも多いのです。さらには、私は生理が極めて不順なため、本当は妊娠まだ5週だったのですが、前回生理からの数え方で行くと、余裕で妊娠12週ぐらいはなっている計算でした。そのため、もし中絶をしなければいけない事態なら、早くしないといけなかった可能性もありました。


だから、年末年始の待ち時間1週間ぐらいは、もういい加減、誰でもいいから早く超音波でお腹の中を見せてくれ〜!って思っていました。


最初に超音波をしてもらったのは1月7日、それも担当の医者によるものではなく、1st trimester screeningが先でした。これは、妊娠を3期に分けたときの第一期に行うスクリーニングで、いわゆる出生前診断です。妊娠12週頃に行うものなのですが、私の場合、とにかく妊娠週数がこの時点ではっきり分からなかったため、とりあえず急いで行わないといけないと看護師に言われ、担当の産婦人科医に会う前に、スクリーニングを行うことができる、大学病院の大きな施設(産婦人科クリニックとは別)に行くことになりました。


そこで、初めて見た超音波画像は忘れられません。


お腹の中で飛び跳ねたり、動き回っているエイリアンのようなベイビー。びっくりでした。ベイビーの頭からお尻までの長さを測ったところ、1.87センチ。ということで、妊娠8週と確定されました。この初期の頃の赤ちゃんの体長は、個人差がほとんどないため、長さを測れば、週数が確定できるとのことです。


結局、スクリーニングを行うにはまだはやすぎる、ということで4週後に出直しになりました。


 


アメリカは妊娠中の超音波を出産まで2〜3回しかしない


次の日、1月8日は、産婦人科クリニックでようやく担当医師と対面しました。今日もまた超音波でベイビーが見られるんだなぁ、楽しみ!と思っていたところ、内診をして、ちょっと話しておしまい。


拍子抜けでした。


実はアメリカでは、検診は4週間に1回(7ヶ月以降は2週に1回、9ヶ月以降は毎週)あるのですが、そこでは超音波をしないんです!!日本だったら、きっと検診のたびに超音波で赤ちゃんの様子を見られるんですよね?アメリカでは、妊娠期間中、超音波は2回か3回しかしないのです。毎回の検診でするのは、問題がないか医者に確認されたり、こちらから質問をしたりする以外は、赤ちゃんの心音を聞くだけ。まあたしかに、心音が聞こえれば、赤ちゃんは生きてるわけですからね。


どうやら、超音波も、3回を超えてくると、保険が下りないらしいです。


でももちろん、出血をしたとか、問題があれば、産婦人科クリニックでも超音波で赤ちゃんの様子を見せてくれます。


私は先日、20週目のときに、いつもは見たことのない茶色いおりものが出てきたので、心配になり、すぐにクリニックに電話し、診てもらいました。いつもの担当医師はいなかったのですが、別の先生が、内診をしたあと、経膣と経腹で超音波の画像で確認してくれました。結果、以前も見つかって切除したことのある、子宮頸管ポリープが見つかり、そこから過去に出血したものが、今頃出てきたんでしょう、といわれました。赤ちゃんは全く問題ありませんでした。ポリープは手にできるマメみたいなもので、取ってもまた生えてきたりするみたいです。妊娠中は何もせずに放置するものだから、と言われました。


それと、どうしても、と希望すれば超音波もしてもらえるようです。(でも保険が効くかは分かりません。)


私の場合は高齢初産なので、1ヶ月に1回ぐらいは超音波で見ましょう、とは言われています。でも保険がもし効かなかったら困るなぁ。


 


出生前診断


今話題の出生前診断。アメリカではするのが当たり前になっていて、妊娠12週目に超音波の診断(赤ちゃんの首のうしろの部分の厚みと、鼻の骨を見ます。ダウン症の場合は厚みが厚いのと、この時点では鼻の骨が出来ていないのだそうです)と血液検査(ニューヨークのラボに送ります)を組み合わせて、ダウン症と染色体異常の確率を出します。妊娠18〜19週目に、赤ちゃんの臓器がほぼ出来上がってきたところで、赤ちゃんの体の様々な部位を詳しく測定し、見ていくスクリーニング検査もします。最終的には、12週目と18週目の両方の結果を組み合わせて、確率を出します。


保険でほとんどはカバーされますが、私の場合は第一期のスクリーニングを8週と12週にわたって2度行ったためか、自腹の部分が200ドル分ぐらいありました。約2万円ですね。でも日本でやったらもっと高いですね、きっと。


年齢だけで言えば、ダウン症の確率は79分の1、染色体異常の確立は141分の1、なのだそうです、私の場合。ところが、実際にスクリーニングをしたところ、12週目の検査ではダウン症は1561分の1、染色体異常は2801分の1であることが分かりました。妊婦16歳の場合の確率ぐらい低いそうです。これで確率が上がっていたりすると、羊水検査とか、次の確定検査に移るそうなのですが、私の場合はまったく心配ないということで、話にも出ませんでした。


18週のスクリーニングの結果を合わせたところ、ダウン症の確率は3000分の1にまで下がりました。もうこれは全く問題ない、ということで、ほっとしました。


こう考えると、東尾理子さんがダウン症の可能性がある、と発表したとき(たしか84分の1ぐらいの確率?)、そんなの年齢だけでそれくらいの確率になるんだから、ってバッシングしていた人もいましたが、自分が受けてみて思うのは、84分の1ってかなり高い確率だったんだなあ、ということです。実際は無事に赤ちゃんが産まれて本当に良かったですけど。


日本の出生前診断は、陽性か陰性かしか分からないという話も聞いたことがありますが、アメリカではこのように、かなり詳しい確率を出してくれます。だから、同じ陽性でも、どれぐらい可能性が高いのか、が分かりますし、陰性であっても、完璧に安心していいレベルなのか、微妙なレベルなのかが分かります。


 


現在はまだ妊娠21週なので、今後日米の差で気がついたことがあったら、また記事にしようと思います。


 

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