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Author:まめ
アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


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新年明けましておめでとうございます

アメリカも新年明けました。あけましておめでとうございます。


日本から帰ってもまだ風邪状態(本当に風邪かどうかは分からないので野ブタ政権の「冷温停止状態」という呼び名に倣いました)なので、New Year's Eve(「大晦日」という雰囲気はアメリカにはありません)も、9時に就寝、夜中に花火の打ち上げの音(20分ぐらい続きました)で目覚めて、新年明けたことを知った次第です。


なんとまあ、こんなに風情のない年明け、というか、寝てるうちに新年になってた、みたいな状態は生まれて初めてかもしれません。


昨年はそれにしても天災の多い年でした。


ニュージーランド地震、東日本大震災、台風被害、タイ大洪水、トルコ地震、さらに世界的な異常気象もありました。(一例として、11月の東京はものすごく暑い日が続いたと聞きますし、例年は11月には雪が降り始めるここコロンバスでも、いまだにまともな降雪がないばかりか、この時期にはマイナス10度ぐらいまで下がってもおかしくないのに、零下になる日のほうが稀です。)


昨年は大きな人災もありました。震災によって被害を受けた福島第一原発の事故処理に数々の過ちがあったことは世界的にどのメディアも報じています。迅速に避難指示を出さなかったこともそうですし、放射能雲が到来する前に子供たちに安定ヨウ素剤を配布しなかったことの罪も大きいです。菅政権は放射能雲がどの方角へ飛んでいくかという情報を得ていながら市民に伝えず、福島県民を見殺しにし、被曝させました。


新年明けてもまだなお、福島第一原発からは放射能が大量にだだ漏れになっているにもかかわらず、燃料がどこへ行ったかも誰にも分かっていないにもかかわらず、さらには次の大地震で四号機の燃料プールから1500本近く入っている燃料棒が1本でも飛び出たならば首都圏全域が避難区域になる状況にもかかわらず、野ブタ政権は福島第一は「冷温停止状態」だと発表しました。


あのね、「冷温停止」という概念は、燃料がどこに行ったか分かっていない福島第一には使えないの。ましてや、「冷温停止状態」なんていう造語まで作っちゃって、国際社会の笑い者になってるのが分からないのかね、まったく。


 


久しぶりに戻った日本で感じたことがあります。


「意識デバイド」(デジタルデバイドをもじって私が名づけたawareness divideを自分で日本語にしてみたもの。記事「意識デバイド:なぜ首都圏から移住しないのか?」を参照)がますます広がっているばかりか、意識を持ってるかどうかに関わらず、放射能の話を出来るか出来ないか、という、現実にまともに向き合っていこうとする姿勢の差もかなり人によって大きいということです。


要するに、放射能の問題について多くの知識を持っている人、または高い意識を持っている人であっても、あえてその話をしないようにしている人がいるということです。放射能の話をしない人には2種類います。?放射能問題は大本営発表しか聞いてないしネットで自分で調べて真実を知ろうとしない、いわゆる「安全厨」の人、もしくは?放射能問題の本質をよく分かっているが、放射能の話をすると「キチガイ扱い」されたり、ドン引きされたり、人間関係を壊すような攻撃に遭ったりするため、あえて話さないようにしている人、です。


この姿勢の違いを、attitude divideと名づけたいと思います。


放射能の問題は極めて身近な問題なのに、通常の話題にのぼらないことはおかしいと私は考えます。


あえて見ないようにしたとしても、放射能汚染がなくなるわけではないし、大切な家族や友人なら、自分の持っている放射能汚染についての知識、放射能から少しでも身を守る方法を教えてあげて、できることなら危険地帯とされている場所から逃げるように説得するのが人の心と考えます。


それでも、人間には色々いて、立場から逃れられない(と思い込んでいる)人もいれば、放射能の問題をどうしても考えたくないという人(いずれ健康被害が出てから嫌でも考えることになるでしょうが)もいます。


その人のことを大切に思っていても、人間関係を壊してまでも、逃げるように説得すべきなのか、マスクをするように説得すべきなのか、というと、難しいものがあります。私も、自分ではマスクをしていましたが、友人に「東京はこれこれこういう核種が出ていて危険だから、マスクをしなさい」とはいえませんでした。結果、久しぶりに会っても、放射能の話は一切しないまま、superficialな話題に終始することになり、その友人との関係までsuperficialになったような気さえするのです。


家族の場合はわけが違います。自分が放射能汚染についての知識を持っているなら、それを伝え続けて、喧嘩になってでも、とことんまでコミットメントする必要があります。それをしないなら、家族への愛はその程度だということです。


家族は喧嘩になっても人間関係が消滅するようなものではありません。その前提があるからこそ出来ることなのかもしれません。


 


新年に向けての自分の研究においての抱負を書こうと思っていたブログエントリーが、気付いたらまた原発・放射能関連の話になってしまいました。でも、これでいいと思っています。遠く離れた国にいても、自分の祖国で起きていることを、そこに大切な人々がいる限り、自分の問題として捉え、関わっていきたいと思っているから。「今年はいい年になりますように」と言いたいのはやまやまです。一人一人の夢が叶ったり、頑張って何かを達成したりという意味では、いい年になることを心から願っていますが、その一方で、放射能汚染の問題は今年は去年以上に悪い形で表面化してくるでしょう。それから目をそむけず、今年も社会的意識を高く持って考えていきたいと思います。

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