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Author:まめ
アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


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ルーズヴェルト・ゲーム

このところ育児の合間時間に読んでいた、池井戸潤の「ルーズヴェルト・ゲーム」読了。

昨年ドラマ化もされたのでご存じの方も多いかと思います。

池井戸潤の数々の、銀行や企業を舞台にした小説のストーリー展開は、他の追随を許さないテンポの良さ、面白さがあります。
単なる「経済小説」ではなく、人間を描いた小説が多いからだと思います。
サラリーマンの抱える苦悩、しがらみ、会社内の部署同士の覇権争い、また他企業との関係、個と全体の利益が反する場合のジレンマ。
普通の企業に勤めた経験のない私には新鮮であると同時に、何やら、サラリーマン生活を送っている友達の日常を垣間見ているような気になるのです。

「ルーズヴェルト・ゲーム」は池井戸潤の良さに、さらに野球をからめた、まるで経済小説とスポーツ小説の豪華コンビネーションのような、それでいて単なる合体ではなくて、企業の野球部という存在が、さらに企業の抱える色々な大人の事情や人間関係を炙り出すかのような働きをしていて、上質のエンターテインメント小説に仕上がっています。

社会人野球だけでなく、スポーツ選手はよく企業に属して企業の名前を背負ってプレーしているのを目にしますが、部の存続の問題というのは、直接、彼らにとっては首が繋がるか否かの問題なのですね。

タイトルのルーズヴェルト・ゲームというのはどこから来たのかというと、野球好きで知られるアメリカ大統領フランクリン・ルーズヴェルトが、1937年にニューヨーク・タイムズの記者に宛てた手紙の中で、「野球で一番おもしろいゲーム・スコアは8対7だ」と言ったことに由来するそうです。

気になったのは、ルーズヴェルトは実際、どういうふうに、どのような文脈の中でこのことを言ったのかな、ということです。

日本の本は、本当に参考文献リストがある本が少ないんですよね。
あからさまに研究書ならば、当然、参考文献リストがあるのがふつうですが、私はエッセイでも小説でも、何かを参考にしたり引用したりしたならば、参考文献リストを付けるべきだと思うのです。

さて、ルーズヴェルト大統領の言葉ですが、検索してもすぐには出てきませんでした。いくらか違うキーワードで試したのち、ようやく見つけました。

Franklin D. Roosevelt and the Shaping of American Political Culture, Volume 1 (2001)
Edited by Nancy Beck Young, William D. Pederson, Byron W. Daynes

この本の123~124ページに次のような記述があります。

(Popular biographer John) Gunther describes Roosevelt as a casual fan who liked the game "if it was a lively game full of slugging; a pitcher's duel bored him." Gunther's observation is apparently based on FDR's letter to James P. Dawson of the New York Times, which was read at the Fourteenth Annual Dinner of the New York Chapter, Baseball Writer's Association of America.

The president wrote, "When it comes to baseball I am the kind of fan who wants to get plenty of action for his money. I have some appreciation of a game which is featured by a pitcher's duel and results in a score of one to nothing. But I must confess that I get the biggest kick out of the biggest score--a game in which the batters pole the ball into the far corners of the field, the outfielders scramble and men run the bases. In short, my idea of the best game is one that guarantees the fans a combined score of not less than fifteen runs, divided about eight to seven."

大統領はニューヨークタイムズのJames P. Dawsonに宛てて書いた手紙の中で、例の「野球で一番面白い試合」について述べています。大統領はベースボール・ライターズ・アソシエーションの年一度のパーティーを欠席したので、そのパーティーの中でその手紙が読み上げられたそうです。

なるほど、野球記者を集めたディナー・パーティ向けの手紙なので、野球の話題をしたわけか。

そこで大統領はこのように書いています。

「野球について言えば、私は試合のチケットのために払っただけのお金に見合った、たくさんの動きを見たいと思うようなファンなんだ。素晴らしいピッチャー同士が互いのチームを抑え合い、1対0で終わるような試合も、いくらかは評価するけれども、私はこう言わねばならない。大量点が入るような試合が一番楽しいと。つまり、バッターがボールをフィールドの一番向こうの隅っこまで飛ばし、外野手がボールを奪い合い、スコアが入るような、そういう試合がね。端的に言えば、私が考える最高の野球の試合というものは、ファンに、少なくとも合計15点は保証するような試合だ。それも8対7に割れるようなね。」

この最後のところ、原文を読んでみると、実はルーズヴェルトは必ずしも、「8対7の試合が一番面白い」とは言っていないのです。
ルーズヴェルトは「少なくとも」(not less than)15点は欲しい、で、その点数が競り合ったものであってほしい、と言っているのです。

ということは、8対7の試合が「ルーズヴェルト・ゲーム」なのではなくて、13対12の試合も、20対19の試合も、「ルーズヴェルト・ゲーム」である、ということになります。

このことを別に小説の作者に指摘したり、ましてや批判するというようなことは、ナンセンスだと思いますが、ふと疑問に思ったことを、原本を探して読んでみる、ということは面白いな、と思いました。

さらに、上記の英文引用箇所にあるように、著名なバイオグラファーのジョン・グンターは、ルーズヴェルトの手紙を元に、ルーズヴェルトは超野球ファンなのではなくて、単なるちょっとした野球ファン、つまり時々野球を見に行くぐらいの、軽めのファンだ、と断じています。
ルーズヴェルトは野球ファンだとして知られていますが、確かに、手紙の内容を見てみると、玄人ファンとはいいがたい気がします。
実際は、素晴らしい投手同士の試合とか、緊張感にあふれ、テンポ良い試合運びで、ある種の芸術ですからね。

何はともあれ、「ルーズヴェルト・ゲーム」、池井戸作品と野球ファンの私にはとっても楽しめました!
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「除染」は無意味

福島第一原発事故からもうすぐ4年が経とうとしています。

チェルノブイリ原発事故のときにも、甲状腺がんの激増が顕著になったのが事故4年後だとされています。
もっとも、当時のソ連の政治体制下で、事故後4年以内のデータが表に出てこなかったこともあるし、今ほど医療機器が発達していなかったこともあるので(甲状腺がんがあっても今のように初期では発見できなかった)、事故後4年以内にがんの発生がなかった、ということではありませんが。

↑(それを逆手に取って、福島の甲状腺がんの子供たちは福島原発事故によるものとはいえない、と日本政府が今まで言ってきたわけです。非常に無責任です。チェルノブイリのときに事故後4年経ってから甲状腺がんが増加した、ということが、原発事故が起こってから4年以内に、事故による被曝で甲状腺がんが起こることはない、ということにはならないからです。)

さて、今日、気になる記事を見つけました。
まずこちらをどうぞ。
1月24日土曜日の10時5分に配信された河北新報の記事です。

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高線量土砂が伊達市の農地に 県確認せず放置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150124-00000002-khks-soci

福島第1原発事故の除染用などだとして、福島県内の25カ所で土砂が違法に採取された問題で、伊達市の現場の一つで違法採取をした業者が、県の聞き取り調査に対し、「放射線量の高い土砂を周辺の農地にかぶせた」と説明していたことが23日、分かった。県は土砂の線量を確認せず、農業担当部署などにも報告していなかった。

県によると、違法採取が見つかったのは伊達市の畑で、面積は2000~3000平方メートル。畑は原発事故で汚染されたため、業者が地権者から外部被ばく防止などのために土砂採取を依頼され、採石法に違反した状態で2011年10月ごろから採取し始めた。

業者は採取した土砂が高線量だったため、除染用土砂には不向きだと判断。違法操業発覚後の14年7月、使途について県に「採取場所付近の農地の客土として使用した」と語ったという。

農地に用いる土砂の放射性物質濃度は国の基準で1キログラム当たり400ベクレル以下とされている。業者の説明を聞いた県の採石法担当部署は採取中止などを指導しただけで、線量については調べなかった。農業や除染の担当部署にも通報していない。

業者から聞き取りをした県北地方振興局は「あくまで採石法に基づく調査であり、決められた報告は県本庁の採石法担当課にしている」と釈明している。

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回りくどい書き方をしていますが、要するに、畑の「除染」を依頼された業者が、その土砂が高線量すぎて処理に困り、元の畑(かその付近の農地)に埋め戻しちゃった、という話です。

しかも、こういうところがいくつもあると。

その畑で今までずっと何かしらの作物が収穫され、市場に出回ってきたのか、までは書いてありませんが、今頃この話が出てくるところからすると、農作業はそのまま継続されていた可能性は大いにあると思います。

やっぱり福島のものは口にできません。

私は原発事故以降、福島はもちろん、南東北、関東の農産物や食品は、出来る限り避けてきました。
全く気にしない人のほうが多いのかもしれませんが、市場に出回るすべての農産物や食品が「きちんと」(線量を測るなんてもってのほか、きちんと下限値を1ベクレルまで下げて、シンチレーションやゲルマニウム検出器で測る)検査されているわけではないのだし、上のニュースのような状況がある限り、汚染地の産物を何も好んで食べる必要は何もないと思います。
ロシアンルーレットみたいなもので、いつも汚染地のものを食べていれば、たまたま出たものっすごい汚染された食品を口にしてしまう可能性だってあるわけです。

原発事故が起きたすぐは、青物、乳製品、お茶などがヤバいとか言われていましたが、今は、激烈な高ベクレルが検出されているものといえば、何といっても汚染地の魚、きのこ、野生植物、野生動物、そして水だと思います。
何も気にしない人も、これらだけは避けたほうがいいように思います。

ところで、東北や関東の農産物は普通にスーパーで売っていたりしますが、1か月滞在していた東京でも、福島産のものは見かけませんでした。
どこに行っちゃってるんでしょうね。
たぶん外食産業なんだろうなあ。。。

それと、除染についてですが、そもそも、汚染された土を取り除いたところで、放射性物質が別の場所に移動するだけであって、「除染」などできないわけです。

除染といえば、アホの最たるものは、家やアスファルトなどを高圧の噴射機で水をかけて「除染」することを推し進めてきた政府です。
一時的に線量が下がっても、雨が降ったり、時間が経つとまた同じように高い線量が出るようになってしまった、なんていう話はいくらでも聞きます。
さらに問題なのは、「除染」で使われた、汚染された水がどこに行くのかということ。
地下水に、川に流れ込み、最終的には海へ行きつきます。
そして海の水がまた雨になって地上に降り注ぎ、放射性物質は戻ってきます。
放射性物質は何をしようが、一度放出されたら、自然に半減していく以外は、移動しつづけるのみなのです。

チェルノブイリでも「除染」は無駄だ、と結論づけられているのに、「福島の除染だ」と躍起になって税金を使って放射性物質を移動させているだけなんて、バカげた話です。

あれから4年、東京へ帰れば人々は何も以前と変わらない生活をしているし、こんなニュースが出ても、またか、という具合で、危機感を持ちにくくなっている今日この頃ですが、改めてフクシマは全然終わっていないんだ、ということを強く意識したいと思います。



Children's Centre

イギリスのほうがアメリカよりも社会保障が優れているのは言うまでもありません。
高い税金を払った上でのことではありますが、医療費はタダだし(問題点がないわけではありませんが)、地区行政がやっているChildren's Centre(児童センター)もたくさんあります。

我が家はロンドンから電車で40分ほど離れた地区にあるのですが、その地区の中にも、そこここにいくつも児童センターがあって、小さな子を持つ親としては、とてもありがたい存在です。

ここに来たばかりの頃はその存在を知らなかったのですが、娘の14か月のヘルスチェックに行ってください、とのお知らせの手紙が届き、一番近いところにある児童センターに行ったのが最初でした。

月齢特有の発達をきちんとしているか、ということを主にチェックされ、あとは相談事があれば自由にできるような時間で、部屋にはおもちゃがたくさんあって、親が相談員と話している間、娘もご機嫌で遊んでいたのでした。
アメリカの小児科医はだいたい殺伐とした部屋で、何もないのがふつうだったので(待合室には多少おもちゃはありますが)、ちょっと嬉しい驚きでした。

その時に、児童センターでは、毎日子供のために無料のアクティビティを開催しているという話を聞きました。

どんなものがあるのかというと、

Cuddles Club
0歳児から2歳児まで
1時間、好きなおもちゃで遊んだり、小麦粉で作った砂場(室内)で遊んだりできる(←小麦アレルギーの人は大変では・・・。)
参加している子のほとんどはまだハイハイができない赤ちゃん
相談員に悩み事を相談することもできる
妊婦も参加OK

Parent & Toddler Group
0歳児から5歳児まで
上記と同じく、好きなおもちゃで遊んだりできる
歩行ができる子の参加がほとんど

Messy Mondays
0歳児から5歳児まで
1時間、ペイント、小麦粉で作った「粘土」遊び、色とりどりのお米でつくった「砂場」遊びなどなど、洋服を汚してしまいそうなアクティビティを思い切りできる
歩行ができる子の参加がほとんど
おもちゃの激しい取り合い合戦が勃発しがち

Happy House
歩行ができるようになった子(1歳児)から5歳児まで
45 分間の、音楽と言語を使ったstructured activities
先生がいて、子供たちが円になって色々な歌に合わせて体を動かしたりする

1歳児には、まだ難しいような気がしました。
娘は先生の言うとおりに体を動かすよりも(そもそも先生の言っていることはほとんど理解できないわけですから)、部屋のそこらじゅうに置いてあるおもちゃのほうが興味深々で、立ち歩きまくり。
親のほうが慌てて娘を追いかけて、円陣の中に戻そうとするのですが、娘は叫びだす始末。
どうにもならないので、もうしょうがない、好きなおもちゃで遊ばせておこう、と腹をくくりましたが。

Splash Time
0 歳児から5歳児まで
45分間のプール遊び

Baby Massage
生後6週間から6か月まで
ベビーマッサージのセッション
(娘が小さいときに行きたかった!)

Fairy Tale Feast
3 歳児から5歳児まで
1時間の、親子でクッキングをするクラス

Time for Twos
2 歳児から3歳児まで
いわゆる「魔の2歳児」のためのクラス

などなど。
年齢制限があるので参加できないものもありますが、一日に2~3のアクティビティがあるので、行けるときには週3回ぐらい行っています。

同じぐらいの月齢の子を持つお母さんと知り合いになれるいい機会でもあります。

昨年は、日本に1か月一時帰国をしたり、学術雑誌に投稿していた論文の校正などに忙しく、あまり行けなかったのですが、今年は張り切って毎週行っています。

そうそう、さらに素晴らしいことに、2歳児だけは、週15時間まで、無料で預かってくれる託児所もやっているんです!
なぜ2歳児だけ?って気もしますが。
うーん、推測ですが、3歳児になれば、プリスクールに入学できる年齢だし、1歳児だとまだ小さすぎて、コミュニケーションもままならないし、おむつは取れていないし、預かるのに大変だから、でしょうか。

それにしても、2歳児を週15時間、無料で預かるなんて、これはアメリカだったら信じられない話!
何しろ、デイケア(託児所)の料金の高さと言ったら目の玉が飛び出るぐらいですからね。

私が博士号を取った大学の託児所は、収入に応じて料金が変わるシステムを取っていて、それでも一番安い料金が1か月900ドルとか。
もし収入が多ければ、いったいどれだけ取られるのか分かったもんじゃありません。
ワシントンDC近郊に住む友達の話だと、デイケアに1か月1600ドルも払っているそうです!
あり得ません。

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さて、最近見た映画。

The Wolf of Wall Street (2013)

Wall Street

歳を取るほどいい俳優になっていっているレオナルド・ディカプリオ主演の、ある実在の株式ブローカーの人生を描いた伝記作品。
監督はマーティン・スコセッシ。

ディカプリオがこの原作の伝記の権利をブラッド・ピットと争った上、獲得したというもの。
ということは、ディカプリオが主演、というのは初めから決まっていたわけだ。
華のある俳優だし、演技力はあるし、こういう派手でハチャメチャな役もぴったりはまるけど、
ブラピがこの役を演じるのも見てみたかった気がする。

それにしても、ディカプリオはこの演技でもアカデミー賞は(ノミネートされたけど)取れなかったんだもんなあ。
一体どういう映画のどういう役だったら取れるんだろうか。
やっぱりホロコーストとか、ゲイ差別とか、黒人奴隷問題とか、そういうテーマの映画の役でないとアカデミーは難しいのかも。

映画は3時間、でも長いと感じないほど、引き込まれ、楽しめました。
何かを深ーく思考させる映画ではないけど、セックス、ドラッグ満載、大騒ぎのお祭りみたいな映画です。


Edward Schissorhands (1991)

scissorhands

こんな有名な映画、なぜ今まで見る機会がなかったんだろう?
今さら、なんですが、見てみました。

ジョニー・デップもウィノナ・ライダーも若い!
当たり前か。
この映画がきっかけで、ジョニー・デップがティム・バートン監督の映画にたくさん出るようになったのですね。
ティム・バートンて何を撮っても同じような(オルゴール的な)音楽、同じようなファンタジーちっくな味付け、って気がして、あまり好きではないのですが、この映画に関しては、それがぴったりハマっていました。

この映画の面白いところは、徹底的にabsurdityを描いているところ。
詳しくは書きませんが、エドワードもそうだし、エドワードを家に連れてくるお母ちゃんも、出てくる郊外の主婦たちの様子も、みんな突っ込みどころ満載です。

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児童センターか図書館で風邪の菌をもらってきたらしく、昨日から娘と私、同時に風邪気味。
赤ちゃんて自分で鼻をかめないから、鼻が詰まるとおっぱいは飲めないし、寝られなくて泣いたりするし、ホントかわいそうです。
早く治りますように。

Re-entry permit (I-131)がいまだ届かず

今、私はアメリカ永住権(グリーンカード)を保持したまま、海外(イギリス)に一時的に居住しています。

グリーンカードというのは、アメリカに移民する、つまり永久的に居住することが前提となって与えられているものなので、これを保持したままずっとアメリカ国外にいることは許されていません。(そうなった場合はグリーンカードを返還しないといけないようです。)

基本的には、1年まではアメリカ国外にいても大丈夫なようですが、1年を過ぎると、問題視されます。アメリカに居住していないとみなされるためです。
ただし、Re-entry permit(再入国許可証)があれば、最長2年まではアメリカ国外にいても「一応は」OKのようです。
一応、と書いたのは、このRe-entry permitが必ずアメリカへの再入国を保証するものではないからです。
Re-entry permitがあっても、そしてアメリカ国外にいたのが2年以内であっても、アメリカに入国できないグリーンカード保持者がいる、ということがありうるということです。

今回イギリスにいるのは夫の仕事のためで、まる2年間経ったら、またアメリカに戻る前提で来ています。
なので、私もアメリカからイギリスに経つ2か月以上前に、このRe-entry permit(I-131)を申請しました。
友人のグリーンカード保持者は、4週間でこのRe-entry permitが出たそうです。
それならば、2か月あったら余裕だろうと思っていましたが、念のため、受取り住所をイギリスのロンドンにあるアメリカ大使館にしました。
本当はコロンバスのもとの住所にしておけばよかったのかもしれませんが、そこを引き払ったあとにRe-entry permitが届く可能性も高かったので、仕方のないことでした。

それがあだになったのか、はたまた、それとは別に住所変更をそのあと夫の実家(カリフォルニア)にしたので、その住所と受取り先の住所が違うのが問題視されたのか、理由は分かりませんが、なんと1月20日現在、まだ受け取っておりません!
申請からどれぐらい経っているかって?
7か月半ですよ!!(怒)
申請料だってたしか450ドルぐらいは取られたのに!

もちろん、その間、手をこまねいてただ待っていたわけではありません。
時系列を追って説明しますと、こんなふうになります。

2014年6月2日 Re-entry permit申請(申請書類と申請料を送る)

6月4日 申請書類と申請料を受領しました、のお知らせが来る

6月下旬 バイオメトリクス(指紋と写真)の日が指定されて通知がくる

7月8日 バイトメトリクスを受けてくる

7月30日 USCISに一回目の電話、待つように言われただけ

8月下旬 イギリスに引っ越し

9月上旬 USCISに二回目の電話、および「永住住所」の変更。待つように言われただけ

9月中旬 USCISに三回目の電話、ここにメールして問い合わせるように、そうすれば30日以内に返事が来る、と言われ、メールアドレスを教えてもらう。(USCISのウェブサイトには載っていないアドレス。)さっそくメールをするも返事なし。

10月中旬 上記のメールアドレスに再びメールを送って問い合わせる。返事なし。

12月17日 USCISに四回目の電話、通常ならRe-entry permitは3か月で出るはずのところがすでに6か月経っていることから、正式な苦情?リクエスト?をファイルしてもらう。

12月30日 USCISからメールが届く。12月24日に"your document"が指定住所に郵送された、とのこと。

(↑この"your document"が何を指すのか不明ですが、おそらくRe-entry permitのことだと思われます。)

そこで、カリフォルニアの義理の母に連絡し、ポストを毎日チェックして、もし書類が届いたら教えてください、と頼むも、まったく届く気配なし。

1月20日 USCISのオンラインでステータスをチェックできるサイトを開くと、「1月4日に郵送済み」になっていた!
トラッキングインフォメーションを見てみると、"Dulles, VA"の住所に郵送されたらしい。っていうかなぜヴァージニア州!?知り合いもいないし、カリフォルニアの住所を伝えてあるのに!

さっそくUSCISに五回目の電話。新年で問い合わせが込み合っているのか、一度受け付け嬢が出たあと、なんとなんと、2時間も「このままお待ちください」のアナウンスで待たされる!国際電話だぞ!(スカイプの有料電話だから格安だけどさ。)

2時間後にインドなまりの英語を話す男が出てきて、事情を説明したあと、言われたのが・・・

「1月4日に郵送済みになっているのなら、そこから1か月待って、また電話してください」

だと・・・

ぬぉおおおお~!!!ふざけんなー!

・・・というわけでして、いまだRe-entry permitを受け取っておりません。450ドルも払ってんのに、これ、ちゃんと最終的には手元に届くんだろうな~?

とりあえず2月4日までは待ち、それからUSCISに六回目の電話をすることになりそうです・・・。

USCISがこんな仕事ぶりなら、グリーンカードの申請して何年も待たされた(と噂に聞いている)ケースがあるのも、うなづける気がする。電話口に出る人によって言うことが違うとか聞いたこともあるし。

はぁ~・・・()´д`()

London Eye

久しぶりに家族でロンドン見物に行ってきました。

1999年から2006年までは世界一の高さの観覧車だったというLondon Eye

london eye

夜はこんなに素敵にライトアップされるのだとか

london eye 2

もちろん赤ちゃん連れの私たちが夜までロンドンにいられるわけはなく、London Eyeだけでなく、ライブハウスもバーもクラブも、ロンドンのナイトライフは一切楽しめない、この悲しさ。

・・・ですが、昼間でもLondon Eyeからの眺望は素晴らしかったです。
ロンドン市内が全方向一望出来、Parliament buildingなど、歴史ある美しい建物とテムズ川の景色を楽しめました。

london eye 3

london eye 4

観覧車っていうと、日本のイメージだと、2人とか、4人乗りとか、小さなもので、夜は中でカップルがいちゃつけるような感じの乗り物ですよね。
London Eyeはそれとは全く異なり、一つのポッドは28人まで乗れる大きなものです。
一応、中に15名ぐらい腰かけられそうな大きな椅子が一つあります。
一周30分もかかるというので、最初は席取り合戦。
ポッドに乗り込むやいなや、みんなまず椅子に腰かけて場所取りです。
ところが、観覧車が動き出して景色が見えてくると、もう全員立ち上がって窓辺へ。

私も、一度立ち上がったら最後までほとんど座ることなく、色んな方角の写真を撮ったり、景色を眺めたりして楽しみました。
1歳4か月の娘も、いつも上に見える鳥が自分の下に見えるのが面白いらしく、鳥を指さしたり、景色を(しばらくは)楽しそうに眺めていました。まあ、10分ほどで飽きて、ポッドの中をウロウロしたり、途中からは退屈して、やや不機嫌そうな声を上げたりしていましたが。

london eye 5

上を見上げるとこんな感じ

london eye 6

朝から雪が降っていたので、こりゃーLondon Eyeに行ってもしょうがないなあと思っていましたが、ロンドンに着く頃には晴れ間が見え、こんな凄みのある写真も撮れました。

london eye 11


上まで来るとこんな感じにすぐ下のポッドに乗っている人たちが見えます。

london eye pod

ロンドンブリッジは見えませんでしたが、他の橋は見えました。

london eye 10

london eye 7

まだロンドンあまり色々見てはいないのですが(Hyde Park, British Museum, Natural History Museumぐらい)、こう全体を見渡せると、ロンドンを見た、って気分になってしまうから不思議です。


「永遠の0」

新年明けてから、育児の合間や娘が寝た後の時間は、映画三昧、読書三昧。論文から離れて、人間的な生活を送っております。

ずっと見たかったけれどもなかなか入手できなかった映画「永遠の0」を、やっと見ることができました。どんな映画でも、色々手を尽くせばネットで無料または低料金で見られる媒体があるものなのですが、なぜか、これだけはなかったんですよね。
さすがにDVDが発売されてしばらくすると、映画自体は手に入るようになりましたが、アメリカの歴史観しか教わっていない夫に、日本から見た太平洋戦争の映画を見せたいと思っており、英語の字幕付きを探していたので、ここまで時間がかかってしまいました。

一緒に太平洋戦争関連の映画を見るのは「Letter from Iwo Jima」に続き2作目かな?

eien no zero

うわー、やっぱり岡田くんて綺麗な顔だなぁ。

日本のテレビも何年も見ていないし、最近の彼の活躍もよく知らなかったのだけれども、物凄く演技が上手くなっていた。自然。わざとらしさが全くなく、役柄を全身で表現できる役者さん。
脇役を固めるベテラン陣もいい演技している人たちがいたな。

それに引き換え、準主役とも言える重要な役どころなのに三浦春馬の大根役者ぶりと言ったら、もうシラけるしかない、ってぐらい酷かった。とても残念。
えええー!なんでそんなふうに演技しちゃうの!?って突っ込み入れたくなるようなシーンが満載。

それはともかく、映画全体としてはよく纏まっていたし、迫力ある映像が撮れていたし、脚本も悪くなかったと思いますが、何か違和感を拭い去れませんでした。
そこまで感情移入が出来ず、号泣覚悟でティッシュを用意していたにも関わらず、全く必要なし。
一部の人たちが言うような、「戦争賛美」とか「特攻賛美」」の映画だとは思いませんでしたが、この映画を「個人の物語」として終わらせてしまっているのが、どうも引っかかりました。

宮部久蔵という人の生きざまを現代に照らし合わせてみたり、自分や家族に照らし合わせてみたりする視点に焦点を合わせれば、泣ける人がたくさんいたというのもよく分かります。
でも、特攻ってこういうものなんだっけ?と疑問を抱かせるような、浅薄な描き方しか出来ていなかったと思ったのは私だけではなかったと思います。

映画や小説が特攻隊というテーマを扱うのは大変難しいと思います。
政治や歴史認識の問題と分けては考えられないこと、そして「重たいジレンマ」を抱えるテーマだからです。(これについてはニューズウィークの冷泉彰彦氏の論評が的確に指摘していると思います。)

まあ、問題点がないわけではありませんが、特攻隊を描いた映画をアメリカ人の夫に見せることができて良かったと思います。
「やくざは怒ったらこんなふうに言うのか。"おい、出てけ!"かぁ~。」とか、
「日本の若い男性はぜんぶ同じ顔に見える」とか、なにやら妙な点に興味を持っていましたが。

「一応、この主演男優は、すごいイケメンで有名なんだよ」と教えてあげましたが、
「え、全然そう見えないよ。例えばこの人(三浦春馬を指し)と見分けがつかない」
などと申しておりました。
まあ、この二人は映画の設定上、血縁関係があることになっていますから、似ててもいいんですが。

英語字幕で、特攻がSpecial Attack Unitとかそんなふうに訳されていましたが、これだと夫には特攻のことだと最初通じていませんでした。
「これってKamikazeのことだからね」
と教えると、「ああ、そっか」と納得していましたが。
英語だと、特攻隊は全然special attack なんかじゃなく、suicide attack とか単にkamikazeと言ったりします。

これも、大局的に見たときの特攻隊と、日本の中での特攻隊の位置づけが違うことを言葉が表している一例だと思います。

日本の中では、特攻隊は特別な任務で、自己犠牲を伴い、「崇高な目的」を持っているわけなのですが、外側から見れば、(軍だけを標的にするか、民間人をも巻き添えにするか、また、自ら志願するか、国家にやらされたかの違いはあれど)結局は自爆テロリスト以外の何物でもないわけです。
(少なくとも、国際的な認識では二つは明確に区別されていません。)
そういえば映画の中でも、特攻隊は自爆テロとどう違うんだ、というような議論が軽くされていましたが、これについても、単なる感情論で終わらせてしまって、三浦春馬にきちんと説明させなかった点は残念でした。

良作だろうが駄作だろうが、どんな戦争映画でも、見終わった後は同じ思いが残ります。
もうあの戦争は繰り返してはならない、
どんな戦争であっても、やっていい戦争なんてない、
人の命よりも尊いものはない、
過去から学ぶことをやめてはならない、
ってことです。

合掌。


イギリス英語

イギリスのスーパーで出会ったイギリス英語。

イギリスではナスはaubergine (アメリカではeggplant)

ズッキーニはcourgette (アメリカではzucchini)

さやえんどうはmangetout (アメリカではsnow peas)

レーズンはsultana (アメリカではraisin)

おむつはnappies (アメリカではdiapers)

生理用ナプキンはsanitary towel (アメリカではsanitary napkin)

食器用洗剤はwashing up liquid (アメリカではdish soap)

などなど。最初は呼び名が違うなど思わずに買い物をしているので、この"sultana"が入っているパンって、レーズンパンに見えるんだけど、レーズンではないフルーツなのかな?美味しいのかな?と思って買ってみたりして、食べてみたところやっぱり普通のレーズンパンでがっかりしたり。

その他にも日常で出会う単語は結構違う語彙はありますが(もちろん文法レベルや音韻レベルでもかなり違いはあります)、こちらに来て一番最初にへえ~!と思ったのは赤ちゃん関係の単語でしょうか。

crib(ベビーベッド)はcot

stroller(乳母車)はpushchair、新生児~生後数か月ぐらいの小さな赤ちゃんを寝かせて乗せるものはpram

など。アメリカ英語に慣れ過ぎてしまって、今更イギリス英語なんて覚えられないよ、なんて思っていましたが、生活の中で結構頭の中に入ってくるものなんだあと思います。

子宮頸がん検診

今日はイギリスで初めてのcervical screening(子宮頸がん検診)に行ってきました。

イギリスは医療費が無料ではありますが、反面、自分で病院を選べない、病気になったときには待たされることがある、など、短所がないわけではありません。

入院を何日も待たされている間に病状が悪化して命を落とす人もいるなどということもあるようです。幼い子供を持つ親としては、日本の医療制度のほうがずっと安心できると言えます。病気になって入院治療が必要な場合、救急外来ではすぐに病床の空きなどを調べて、適切な病院に入院させてもらえるわけですから。

とはいえ、予防的医療を無料で受けられるというのはいいことです。
今回も、子宮頸がん検診を受けてください、という手紙が届き、それに従って地元のSurgery(クリニック)で予約をしました。こういう場合でも30分ぐらい待たされるのが普通のアメリカのクリニックと違って、こちらは待ち時間もほとんど無く、あっという間に終わりました。

子宮頸がん検診はpap smearといって、綿棒の先みたいなもので子宮の入り口を軽くこすって細胞を取り、それの異常がないかどうか検査するのが普通です。
アメリカでもそうでしたが、過去に異常があった経歴があったとしても、まずはこのpap smearをやって、その結果に異常があれば、コルポスコピーという細胞診をするわけです。

私は3年ほど前にpap smearでわずかな異常が見られ、コルポスコピーを受けたことがあります。
pap smearと違って、コルポスコピーのほうは、実際に子宮頸管の肉片をちょっと切り取って、バイオプシーをするので、ちょっと痛みがあり、やや出血も見られます。
アメリカでやったときには、事前に、「こんな検査です」と書かれた紙をもらい、そこには、出血がしばらく止まらないこともあるとか、その日は性行為はしないようにとか、安静に、などと書かれていたと記憶しています。

さて、今回はpap smearだからと思って気軽に臨んだのですが、「過去に異常が出たことがあるか」と聞かれて、「はい。でも3年前で、コルポスコピーの結果は大丈夫でした。その後も異常なしです」と言ったところ、何の説明もなく、いきなり、コルポスコピーをされました!

まあ、こんなものは出産に比べれば大した痛みでもないし、念のために肉片のサンプルを切り取って検査してくれるのは安心につながるので構わないのですが、足を広げてpap smearを受ける体勢になってしまってから、「はーい、プレッシャー感じますよ。細胞切り取っておきましょう」てな感じだったので、ちょっとびっくりしたのでした。

今から思えば、アメリカではおそらく、pap smearで異常が出た場合だけ、コルポスコピーをする、というふうでないと、保険が下りないのでしょう。
出産も2泊まで(帝王切開は3泊)でないと保険が下りないと言われたし、妊娠中も、超音波は3回まででないと保険が下りないとか、色々決まりがあったような気がします。

イギリスは民間の保険会社を通してではなく、国が払っているので、二度手間になるよりは、以前に異常が見られた人の場合はpap smearを飛ばして、さっさとコルポスコピーをするのかもしれません。

ところ変われば、ちょっとしたことも色々違いがあるのですね。

結果は3週間後に出るのだそうです。アメリカで出産6週間後の検診のときにやったpap smearでは異常なしだったので、今回も何も問題がないといいなあ。

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検査から2週間ちょっと経ちました。結果が封書で届き、問題なしでした♡
ほっ。

イギリスは化粧水という概念がない

アメリカに居る時には、化粧水は日本に居る時から使っていたDHCのマイルドローションを使っていました。
DHCの通販がアメリカにもあって、日本ほど品揃えは多くないし日本より多少割高なのですが、まあ払える範囲だったので。

イギリスにもDHCはありますが、日本円に換算するとありえないぐらい高くて、まあイギリスの物価高を反映したものなのでしょうが、さすがに化粧水に(しかもDHC)こんなに払えない・・・と思い、手ごろな化粧水を探すことにしました。

イギリスのドラッグストアといえばBootsですが、アメリカのCVSが懐かしくなるぐらい、決して安くないし品揃えが良いわけでもないです。
クリーム類はそこそこあるのですが、化粧水がほとんどない。
Bootsだけかと思いきや、スーパーなどに行っても、化粧水はほとんど置いていません。
Lotionというと、乳液になってしまうので、tonerを探すのですが、これが、ほんの数種類しかないうえに、「洗顔後の肌を鎮め、整える」程度の役割しかなかったり、「取り切れなかった汚れをふき取る」ためのふき取り化粧水としての役割しかない。

日本であれば、「引き締め用化粧水」とか「さっぱり用化粧水」とか「保湿化粧水」とか色々あるじゃないですか。

一本ぐらい保湿用の化粧水はないかと探しましたが、結局ありませんでした。
妥協して、アベンヌ・ウォーター(温泉水)と、Bootsが出しているSimpleとかいうラインのtonerを買いました。
使ってみたら、どちらも保湿力はなくて、ガッカリ。
うーん、高いお金を払ってDHCのを買う気もしないしなあ・・・。

イギリス人女性は、洗顔後いきなり乳液とかクリームをつけるらしくて、「郷に入っては郷に従え」ということか・・・。

イギリスが化粧水という概念がほとんどない国とは。

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さて、年内で論文の校正が終わったので、年明けてからは映画ばっかり見ています。

Django Unchained (2012)

django unchained

タランティーノ監督の奴隷制を描いたマカロニ・ウエスタン。

ストーリーとしてはなかなか面白かったのですが、私はどうも、この監督の暴力描写が苦手(わざわざ血や肉が飛び散るように描かれる)なので、銃撃戦のシーンでは「もういいよ・・・」と食傷気味でした。

レオナルド・ディカプリオはこの年代の役者の中ではピカ一の演技力と前から思っていますが、やっぱりうまい。今回は珍しく悪役です。それにしても、今まで5回ノミネートで一度もアカデミー賞をもらっていないって?どんな役だろうが自然に演じきるのにねえ。

続いて
Non-stop (2014)

non-stop

リーアム・ニーソン演じるエア・マーシャルが、機内の見えない殺人犯に孤軍奮闘する映画。

航空機のパニック映画(エア・タービュランスとか)がけっこう好きなので、楽しめました。特に前半は心理戦でスリリング。後半ちょっとダレたかな。

しかし、シンドラーも老けたなぁ・・・あれから約20年なんだから当たり前か。

さて、次は何を見ようかな。



Amazon Kindle PaperWhite

昨年10月に思い立ってアマゾンのキンドル・ペーパーホワイトを購入し、大変満足して使っています。

博士課程にいた6年間は、研究書や研究論文ばかり、一体何十冊、何百本の論文を読んだのだろう、というぐらい読まなければなりませんでした。
よって、息抜きの時にはどうしてもテレビドラマとか、映画を見たりすることが多くて、本を読もうという気にならなかったものでした。
それに、本を読むのは紙がいい、となぜか思い込んでいて、まあ研究書などは書き込みやハイライトをしないといけないし、電子書籍にやや違和感がありました。

それが、イギリスに来て、博士論文からも解放されて、なんだかすごく日本語で読書がしたくてたまらなくなって、でもこちらで日本語の本は手に入らないので、電子書籍を利用するしかなく、キンドルを買うに至ったわけです。

使ってみた結果、コンピューターの画面から出る、目に良くないブルーライトはキンドルからは出ないし、まるで紙の本を読んでいるかのように目にやさしく、それに読みやすい。
海外からは日本の書籍は買えない、という話もあったりで、どうなのかな、と思いましたが、全く問題なく使えています。

日本のアマゾンで買ったほうがアメリカやイギリスのアマゾンで買うより安かったので、そうしたのですが、大正解でした!(日本のアマゾンで、日本のクレジットカードで、日本の実家の住所に宛てて買いました。)
アカウントも日本のアマゾンのもので登録したので、今まで購入した本はすべて瞬時にきちんと自分のキンドル本体にダウンロードされています。

キンドルを買ってから、特に気に入って読んでいる作者は池井戸潤です。
日本で大人気になったドラマ「半沢直樹」の原作者です。
ドラマを見る機会がなかったので、ふと興味を持ってドラマの原作2冊を読んでみたら、けっこう面白くて、久しぶりに、本に引き込まれて寝る間も惜しんで読書に耽る、という楽しい感覚を味わいました。
昔から本は大好きなのですが、大学院に入ってからはとんと(研究書以外の)本、とくに小説を読まなくなってしまって、ああ、小説を読むのってこんなに楽しいんだっけなあ、と思い出したわけです。

同じ作者の本は色々読んでみましたが、こういう骨太で社会派の小説は好きですね。

半沢直樹シリーズの
「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」
「ロスジェネの逆襲」
「銀翼のイカロス」

も良かったですが、私が特に面白いと思ったのは
「鉄の骨」
「空飛ぶタイヤ」
でしょうか。

「シャイロックの子供たち」は期待したほどではなかったかな。
それとも、半沢シリーズを読んだあとだったので、パワフルさに欠けたか。なんかちょっと最後が納得いかなかったような・・・。
他にも読んでみようと思います。

紙の本と違ってかさばらないのがホントいい。
無料本などもあって、昔読んだ文学作品を読み返してみることも気軽にできます。
これはいい買い物でした。
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