プロフィール

まめ

Author:まめ
アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


最新記事


カテゴリ


月別アーカイブ


カレンダー

10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

最新コメント


アクセスカウンター


アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
1946位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ヨーロッパ
451位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

AAAL学会発表も決定

10月にはアメリカの教育研究関連では最大かつ最高権威の学会、AERA (American Educational Research Association) での初プレゼンが決まったのですが(→「AERAでの学会発表決定:来春はバンクーバー」)、それよりは通るのは難しくはないはずの応用言語学の全米学会、AAAL (American Association for Applied Linguistics) からのプロポーザル採用通知がなかなか来なくて、やきもきしていました。去年は10月半ばには通知が来ていたのに。


今年度は3月にシカゴでAAALが開催され(→「シカゴでの学会参加」)初めての学会プレゼンテーションをしたのですが、来年度の開催地は何とボストン!何としても参加したいと思っていました。ボストンは2000年〜2001年に修士留学で暮らした街だし、何より大好きなボストン・レッドソックスの本拠地。ボストン人は西海岸の人やニューヨーカーと比べても、よそ者には概して冷たいけれども、ボストンはチャールズ川が流れ、町並みはヨーロッパ調でとても趣きのある綺麗な町です。


11月に入って何日か経って、ようやくプロポーザルが審査に通ったという通知が来て、来年3月はボストン(AAAL)、4月にはバンクーバー(AERA)でのプレゼンが決まりました!!楽しみだなぁ


 


今回は前回とは違った経験になりそうです。この前のシカゴでのプレゼンの時には、教授のリサーチプロジェクトの一環として私が集めたデータを使ってのミニ・スタディの発表だったので、なかなか自分のリサーチ、という気はしなかったし、無難にまとめたものの、自分としては出来もいまいち


 


何しろ、発表した論文に磨きをかけて学術誌に投稿しようと思っても、(自分が集めたデータのみしか使うことができないため)データが十分ではないので教授からもOKがでず、出版できずじまいでした。あんなに何ヶ月も費やして書いたのに・・・。まあ、方法論的に欠点が見える論文というのは(リサーチ方法に問題があるとかデータが不十分であるとか)、いくら中身がすばらしくても、出版するわけにはいかないのです。これがこの世界のシビアなところです。でも今度は、完全に自分のリサーチで、すべてのデータは自分で収集したものなので煮ようが焼こうが自由です。これは自分の博士論文に使うデータの一部ですが、それでももうすでにデータ量も膨大なので、うまく理論的枠組みを作って緻密な分析さえできれば、学術誌に出版できるレベルの論文を書くことも出来ると思っています。


同じ論文を違う学会で発表することはできないので、当然、2本の論文を書かなければいけないので、冬はかなり忙しくなりそうです


 


なんかcandidacy examが終わってABD(=all but dissertation; 科目履修を修了し、試験に合格して、卒業まで博士論文を残すのみとなったPh.D.の学生のこと)になったら、急に「研究者」っぽくなった気がする今日この頃です。まずはあと2週間半後にせまった日本一時帰国までの間に、できる範囲で、この山積したインタビューデータの書き起こしをしなきゃ。

スポンサーサイト

広瀬隆講演会「原発を考える」10月30日講演会

30年以上前から原発の持つ危険性について訴えてきたジャーナリスト、広瀬隆氏の最近の講演がとても良かった。


広瀬隆氏は68歳だが、そこいらの若いもんよりずっと説得力のある、論理的な、パワフルな講演をする。彼の聴衆を引き込む力はすごい。いつか一度彼の講演を生で聞きに行きたいと常々思っているが、アメリカにでも来てくれない限り無理なので、今のところYou tubeのビデオで我慢である。


しかし、講演がうまい。数々の事実をつきつけながら、理系出身で元技術者であるジャーナリストの視点で、政府・東電・いんちき学者・社会の害悪でしかない大手マスコミの嘘を、他の誰もやらない論理の組み立てによって暴き、厳しく断罪する。そしてまだ小さなお孫さんを持つ祖父としての視点で、被曝に最も弱い立場である日本の子供たちの将来を憂うとき、広瀬隆氏は涙ながらに訴える。


広瀬氏の講演のビデオは、3月のものは見ているが、今回の講演は、蕨市で最近行われたもので、原発事故以降の様々な動きや新しい情報、いかに他の原発も極めて危ない状況であるか、を地震学・物理学・原子工学の知識を用いて、大変分かりやすく説明する。彼の言うことにはすべて根拠がしっかり示されていて信頼できる。


大変恐ろしいと思ったのは、日本の食品規制(一律1キロにつき500ベクレル)がいかに危険なことなのかを、解説した部分。他の人は他国と比べて、ほら、危険でしょ、と語るだけに留まるが、広瀬氏は理系ジャーナリストなので、説得力が違う。彼は言う。


「1ベクレルとは、1秒間に1個の原子崩壊を起こす放射性物質の量を意味し、1秒間に1発の放射線が飛び出している状況である。したがって、1キロあたり500ベクレルの食品とは、100グラム食べれば、1秒間に50発の放射線を浴びる食べ物なのである。1時間ではその3600倍になるので、なんと18万発も放射線を人間の体内で体内組織に向けて発する、超危険なものなのである!」


こんな食品、いや放射性廃棄物と言ったほうが正しいような「食品」が、日本に住む人間は無理やり食べさせられ、被曝させられているのだ。さらに、500ベクレル以下のセシウム・ヨウ素が含まれる食品は、例え499ベクレルという殺人的なセシウムが含まれているものであっても、「検出なし」として出回っている。


私の友人にも、「まあ、仕方ないので、気にせず食べてるよ」という人がいる。何人も、いる。そういう人にも、そして普段から放射能汚染問題を真剣に捉えて向き合っている人にも、広瀬氏の講演は是非、見てもらいたい。1つ苦言を呈するならば、とても素晴らしい講演だが、放射能瓦礫拡散問題にも触れてもらえたらさらに良かったかもしれない。というのは、放射能は封じ込めるしか道はないのだが、今、それを狂った政府が中心になって、まだ汚染されていない地域に焼却・埋め立て処分をさせているからである。放射能がついた瓦礫は、その放射能が少しであっても、焼却によって濃縮し、まだ放射能汚染されていない地域を、フレッシュな濃いセシウム・プルトニウム・ストロンチウム等危険な放射性物質で汚染するのである。政府は日本という国を滅ぼしたいとしか思えないような、狂気の沙汰である。これに関しては、各自が、瓦礫を受け入れそうな自治体に電話をしたり、衆議院会館・民主党・環境省・首相官邸等に電話をして、やめさせなければならない。


講演は1時間半ぐらいかと思うが、5つのビデオに分かれている。リンクは以下の通り。


パート1


パート2


パート3


パート4


パート5


もう、今すぐにでも、日本のすべての原発を止めなければ、日本は終わる。特に、原発の場合、稼動停止していたとしても、爆発する危険があるのだ。使用済み燃料プールがそこにあるからである。六ヶ所村の核廃棄物はもうほぼ満杯であるため、それぞれの原発のところに、使用済み燃料を留め置くしかないのだ。しかも、それらは、燃料棒同士があまりに近くに置かれている場合、また臨界状態になってしまうという恐ろしいものだ。


それなのに!だ。11月11日の産経新聞によれば、経団連が、「電気の安定供給のために」原発を再稼動するように求めているとのことである。とんでもないことだ。もう一度、原発事故がどこかで起これば、日本中、安全な食べ物を供給できるところはなくなる。現在、福島はじめ、首都圏、関東近辺は、チェルノブイリで飲食禁止になった地域と同じぐらいの放射能汚染をされている。そこで、何も知らない善良な市民は、極めて危険な放射性廃棄物を毎日ばくばく食べている状況である。今は、汚染されていない地域産の食品を選ぶ、という選択肢があるが、いつ大地震がきてもおかしくない、地震の活動期に入っている日本では、どこに立地している原発も、安全ではなく、もし関西や九州の原発がやられれば、西はもちろん、東も、西からの風によって汚染は日本全国に広がることになる。


原発がなくても電力供給は間に合っている。現在日本では10基の原発が稼働中。無関心ではいられないこの状況に、政治家や経団連を暴走させてはならない。原発をなくすと同時に、他国への原発輸出も即刻やめてもらいたい。こんな思いをするのは日本だけで十分だ。

 | ホーム |  page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。