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Author:まめ
アメリカ大学院留学。結婚・出産後、Ph.D.取得。イギリス引っ越し、1年後アメリカに戻る。現在、妊婦ワ―キングママです。


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舐めるアメリカ人

日本で「Sex and the City」をDVDで観ていたとき、一緒に観ていた彼氏が

「何でアメリカ人はナイフでワイングラスをカチカチ鳴らしたり、ナイフを人に向けて喋ったりするの?」

と聞いてきたことがあります。ドラマの状況としては、誰かの結婚披露宴で、ミランダが食事をしながら、同じテーブルの人にナイフを向けたまま話しかけたり、披露宴で誰かがスピーチをする時に出席者の注目を集めるために、立ち上がってワイングラスをナイフでカチカチ鳴らして音を出したりしていた場面です。

確かに日本では、子供がナイフやフォークや箸で食器を叩いて音を出したりすると(これが結構面白いんですけどね)親に叱られたりします。基本的に、食べ物や食器で遊ぶことは、少なくとも日本ではculturally inappropriateなわけです。

逆に日本人がラーメンを音を立ててすすったりする姿は、「スープは音を立てて飲んではいけない」と教わっている欧米人にはギョッとするような行動に見えたり、では全てにおいて音を立てるのがいけないかといえばそうでもなく、彼らは鼻をかむときは豪快に、ぢーーーーん!!!とやります。
日本人は人前で鼻をかむのを恥ずかしがったりする人が多いですが、逆に鼻をすする方が、欧米人にはどうにも気持ち悪い音に聞こえるらしく、鼻をすすっていると、「鼻をかんだら?」と言われることになります。

ところ違えば文化も違う、ということで、同じアジア圏でも中国人の食事マナーは日本人のそれとは全く異なります。そもそも中国に食事マナーがあるのかどうかわかりませんが・・・。数年前に中国の三峡下りをした時、同じ船の中で一緒になったスリムでとてもかわいい中国人の女性が、クチャクチャとすごい音を立ててものを食べたり、気に入らなかったのかブロッコリーをペッと吐き出したりしていた姿には唖然としたものです。

アメリカ人と食事をしたり飲んだりすると、アメリカでは別に何と言うことはないような食事中の振る舞いが、妙にこちらの気に障ったりすることがあります。

寮に住んでいたとき、よく友達と一緒にワインを飲むことがありました。ワインを開けてコップに注いだあとに、残ったワインが入った瓶を立てると、ワインの滴が瓶を伝って外側に流れ落ちることがありますね。それをアメリカ人の友達は何と、べろーーん、と舐めるではありませんか。しかもその舐めた瓶から、私のコップにワインを注ぎ、手渡されたときには、気持ち悪さの余り、コップを手から落としそうになりました。

しかもその後、別のアメリカ人も同様にべろーーーん、とやっているのを目撃し、さすがに耐えきれなくなり、「ねえ、瓶を舐めるのは気持ち悪いからやめた方がいいよ、バイ菌が・・・」と進言したのですが、「あ、そう?」てなもんで、相手は気にも留めない様子でした。

アメリカ人が舐めたがるのはワインの瓶だけではありません。

以前、家で料理を作ってホームパーティをした時のこと。招いたアメリカ人の一人が、よほどおいしかったのか、肉じゃがの入っていた皿を、ワンコよろしく、ぺろぺろ舐めているではありませんか。思わず絶句しましたが、敢えて何も言わず、観て見ぬふりをしておきました。もちろんその皿は、あとで念入りに洗われました。

他には、でっかいオレンジジュースのパックの口を舐めているアメリカ人を目撃したことがあります。

慣れてしまって、自分もうっかり日本で・・・ということにならないように気をつけないとね。

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The Curious Case of Benjamin Button (ベンジャミン・バトン)



日本では2008年の夏頃に公開されていた映画だと思います。

80歳の容姿で生まれ、年を追うごとに若返る男性ベンジャミン(ブラッド・ピット)の人生の物語。近年のCGや特殊効果、メイク技術のおかげで、映画化可能になった作品といってもいいでしょう。(何十年も前にも映画化が検討されたものの、当時の技術では同じ俳優で老年期と青年期が再現不可能ということで、お蔵入りになっていた作品だとか・・・)

いやいや、それにしても、これがブラッド・ピット!?うそー!というぐらいのおじいちゃんですよ。



もうちょっと若くなってからのブラピの写真です。
夫のある婦人と滞在中のホテルのロピーで出会い恋に落ちたころのベンジャミン。
うーん、今をときめくブラピも年を取ったらこんなふうになるのかな。



ベンジャミンが心を通わせるのは、10代の頃(といっても顔や体は60歳代)に出会った少女デイジー(緑の目と赤毛のかわいい女の子、大人になってからはケイト・ブランシェットが演じる) 。デイジーは普通に歳を取っていき、ベンジャミンはどんどん若返り、ある時点で二人の年齢はほぼ同じになり、見た目にも素敵な カップルになりますが、それは永久には続きません。

決して同じように歳を重ねて人生を共に歩むことは出来ない二人。若い頃には才能溢れるバレリーナだったデイジーも、老いとともに訪れる顔のシワや体の線の崩れを隠すことは出来ず、デイジーの切ない女心が伝わってきます。

話は映画から少し逸れますが、巷では、いわゆる歳の差カップルと呼ばれる人たちがいます。夫50歳に妻25歳とか、女性の方が男性より若い場合が圧倒的に多いのでしょうが、最近ではその逆のパターンも、特に芸能人には見られるようになりました。

有名なところではデミ・ムーア(40代後半)とその夫アシュトン・カッチャー(30代)が16歳差だとか、シャロン・ストーン(50代)とその彼氏24歳とか。若い男の子と付き合う熟女たちは、当然ながら自らの老いと戦うための涙ぐましい努力をしているわけです。まあ、ハリウッドの女優はお金さえかければ、プラスティック(整形)とかボトックス注射とかがありますけどね・・・。

単に歳の差カップルということなら、自分も老いるなら相手も老いるというわけで、双方ともに高齢者になってしまえば、60歳も80歳もあんまり変わらないんじゃないかという気がしますが、この映画のベンジャミンとデイジーの場合はそうはいきません。

ちょうど二人が釣り合う年齢のときにはこんなに素敵な二人↓



ああ、これぞブラピ!やっぱりいい男・・・と世界中の女性がくらっとくるのも無理はありません。もっとも私は特にファンじゃありませんが。



でもいつかは、ベンジャミン20歳代、デイジー50歳代、とか、ベンジャミン10代、デイジー60代、とかになってしまうわけです。それが分かっているベンジャミンがある日取った行動・・・愛し合っている二人なのに、あまりに悲しい決断だと思いました。

ブラッド・ピットもケイト・ブランシェットもいい演技をしていますが、脇役陣もなかなか人間味溢れる、印象深いキャラクターで、さらにこの映画を面白くしています。

この映画は多くの批評家には絶賛されていますが、中には全く評価しない人もいたりして、レビューを読むとだいたいが、人物に感情移入できないとか、ブラピが妙に醒めていて演技がうまくないとか、なにが「数奇な人生」なんだか分からないとか、そういうことが書いてありますが、私は異議を唱えたいと思います。

まず、この映画の原作ですが、アメリカ文学を学べば必ず名前が出てくる、1920年代のジャズ時代を担った文豪スコット・フィッツジェラルド(有名な作品では「偉大なるギャッツビー」「夜はやさし」など)の作品なので、超ハリウッド的な映画ではありません。文豪の原作がある以上、原作を極端に逸脱したストーリーは作れないわけで、そういった意味で制限はあるでしょう。

そもそも、邦題(「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」)を見て、ちっとも「数奇な人生」じゃないじゃないか!と怒る人は、原題 (The Curious Case of Benjamin Button)を見たほうがいいのでは?決して「数奇な人生」だとは一言も書いていませんよ。もっとも私は、ベンジャミンの人生は十分数奇だと思いますけどね。

次にブラピの演技ですが、ベンジャミンは生まれた時からすでに老齢で、育った環境も老人ホーム。最初から妙に醒めていても全く違和感はありません。逆に、ブラピの抑え気味の演技が、自分の運命を完全に受け入れて生きている男性をよく表現していて、私は好ましく思いました。

ケイト・ブランシェットが演技派女優であるのはすでに立証されていますが、この映画でもいい演技をみせています。ただ、個人的には、死にそうな老女が中年の娘に日記を読み聞かせてもらっているシーンのケイト・ブランシェットは、ちょっと演技過剰気味な気がしました。もごもごしていて英語が聞きづらい!死にそうな割によくしゃべるな(笑)という感じも否めない・・・。

色々な意見はあるでしょうが、製作者たちは、フィッツジェラルドの原作をうまく現実(ハリケーン・カトリーナ)とつなぎ合わせて、非常によく出来た映画に仕上げていると思います。心に訴えかけてくるいい映画でした。 です。

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アメリカの引っ越し業者

現在住んでいるアパートがサブリース(日本で言うところの「また貸し」)で、その契約が8月末に切れるので、引っ越しをすることになりました。

寮からここに移った時には、家具類がそれほどなかったため、車を借りて何往復かすれば引っ越しは完了したのですが、ベッドだのカウチだのダイニングテーブルだの購入したあとの現在は、そうはいきません。

そこで引っ越し業者に引っ越しを頼むことにしたものの、はて、アメリカではどういうシステムになっているのか見当もつかず、とりあえず手当たり次第にネットで検索。

そうだ、そういえば日本では引っ越し業者の価格比較サイトなんかがあった、と思いだし、アメリカにもあるはず、と探してみると・・・

あった、あった!

さっそく住所、氏名、メールアドレス、家具類の個数など必要事項をフォームに記入。日本なら、だいたいの見積もり価格が各業者からメールで送られてくるのを待つのみ、なのですが、アメリカではメールよりも電話が主流らしく、この比較サイトに記入したあと1週間ばかり、次々と色々な引っ越し業者から電話がかかってきて、日本語でも英語でもあまり電話の会話が好きではない私は少々辟易しました。

とにもかくにも、実際に来てもらって見積もりをしてもらうのが良いのはもちろんなので、何社か頼んで来てもらったのですが、ここで日本との決定的な違いを発見。

違いその1

どの引っ越し業者も共通の見積もり用紙を使っていた。

違いその2

日本なら当然の如く、無料でダンボール箱やら梱包材料やらテープやらもらえるが、アメリカの業者はくれない。というか、無料でダンボール箱などをお客に提供することが法律で禁止されているそうだ。ダンボール箱を業者から購入することは可能だが、近くのスーパーに行って綺麗なダンボール箱を無料でもらってくることを勧められる。

違いその3

各業者で見積もりが甚だしく異なるのが日本での常識だが、何と、見積もりをしてもらったすべての業者の見積もりが、ほぼ同額だった。その差は50セントほど(46円ぐらい)。思った以上に、アメリカでは引っ越し業者は法律で規制されているのか、どこの会社も金太郎あめのようだった。

違いその4

日本なら申込み用紙に記入する等の手続きが当然あるが、こちらでは電話一本で用紙記入はなし。支払いは当日トラックの運ちゃんに現金で。という具合でかなりお手軽感あり。


結局、対応の良さ等で業者を決めるしかなかったのですが、ちょっとしたことでも、アメリカと日本では違うもんだと思いました。ちなみにお値段は、トラック1台に作業員2人で3時間、260ドル(約24000円)。まあまあかな。

Vicky Cristina Barcelona (それでも恋するバルセロナ)



邦題のほうが原題よりしっくりくるこの映画、日本ではいままさに上映されていて、評判も上々なようですね。

軽妙なスパニッシュ音楽と、バルセロナでのひと夏の恋の描写のコンビネーションが、なんとも言えないお洒落な雰囲気を醸し出している映画です。

主な登場人物は4人。
2人のアメリカ人女性(スカーレット・ヨハンソンとレベッカ・ホール)がスペインにやってきて、スペイン人の画家(スペインきっての中年セクシー俳優、ハビエル・バルデム)に出会います。さっそくこの色男は二人を週末のバカンスに誘いますが、実は、別れた妻(美しいがいろんな意味で普通じゃない、ペネロペ・クルス)に殺されそうになったこともあるという、謎めいた男。

最初からその気満々のスカーレット・ヨハンソンはともかく、アメリカに婚約者がいるレベッカ・ホールまで、気づいたときには時すでに遅し、ハビエル・バルデムの魔力の虜になってしまいます。

そこへ美しい元妻、ペネロペ・クルスまで参戦、事態は思わぬ方向へ・・・。



ハビエル・バルデムは、最初そんなにセクシーな俳優という気もしないのですが、なぜか観ているうちに、セクシーに見えてきてしまうのが不思議です。ラブシーンは何度かありますが、個人的には特に、スカーレット・ヨハンソンとのキッチンの床でのラブシーンがセクシーでよろしいかと思います。注目はハビエル・バルデムの背中の筋肉です。

私生活ではペネロペ・クルスと恋愛中のハビエル・バルデム、彼女がオスカーをもらったときには椎間板ヘルニアで入院中だったため、病院からペネロペの晴れ姿を見守ったのだとか・・・。

それにしても、ペネロペの顔が小顔すぎて、ハビエルの顔が巨顔に見えてしまいます。

先日アメリカ人(男の子)、メキシコ人(女の子)の友達とこの映画について話していたとき、この映画の女優3人のうち誰が一番綺麗か、という話題になりました。
日本では圧倒的に人気のあるペネロペ・クルスですが(私も3人の中では彼女が一番綺麗だと思いますが)、アメリカ人にもメキシコ人にも、彼女の美はあまり訴えかけないみたいです。



↑ペネロペのこのシーン、最高に綺麗なんですが・・・。


アメリカ人男性は、レベッカ・ホールはまあまあ、ペネロペは全く綺麗ではない、そしてスカーレット・ヨハンソンがともかく美しい、かわいい、の連発でした。私にはあまり彼女の美がよく分からず、メキシコ人の友達も、スカーレットは特に綺麗だとは思わないということでした。

美のスタンダードというのは文化によって異なるので、トピックとしてはとても面白いです。日本で人気のあるような、お目眼ぱっちりの西洋風の顔立ちの女優がアメリカでは全く美しいと思われず、逆に日本で「綺麗」だとは別に言われないような、超アジア的な顔立ちの女優が、アメリカで美しいと絶賛されたりします。

確かに、スカーレット・ヨハンソンは西洋人にしてはそんなにデカ目ではなく、すっきりした顔立ちをしています。ちょっとツリ目ですかね。





男女関係のドロドロも描いているのに、なぜか観終わったあとは、素敵なサマーカクテルを飲んだあとのような爽やかな後味です。このあたりがさすがウディ・アレン監督のなせる業なのかもしれません。

何となくまた観たくなるようなこの映画、かなり です。

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Knowing


ニコラス・ケイジ主演、いま日本でも上映中の「Knowing」をインターネットで観ました。トレイラー(映画の予告編)が凄くて興味を引かれて観ちゃった、という感じです。

アクション主体なのかな、と思いきや、最初はOmenを思わせるようなホラー映画の作り(音楽とか恐怖心を無駄に煽るような効果あり)、途中宗教色が強くなり、かと思うと突然、家族の繋がりなどのセンティメンタリズムが全面に出たヒューマンドラマの様相を呈したり・・・。
いいか悪いかは別として、色んなテーマが込められている作品です。

まあ何が見どころかって、飛行機事故のシーン、地下鉄事故のシーン、最後のシーン、これに尽きるでしょう。コンピューター画面で見ても、実によく出来た特殊効果だと思ったので、映画館の大画面で、大音響の中で見たら、さぞかし物凄いド迫力なのではないかと思います。

ニコラス・ケイジは子供を思うお父さん役を懸命に演じてます。映画の中では感じませんでしたが、来日インタビューの様子を見たら、髪が白くなったのや顔のシワが目立ったりしていて、ああ、老けたのね・・・と少し残念に思いました。

それにしても、無表情な子役が怖い・・・。

ちょっと怖い・ドキドキ感を味わいたいときにはおすすめ映画です。そして観るなら、この映画こそ映画館、です。DVDではおそらく、迫力半減でしょう。

The Reader (愛を読むひと)


世界中でベストセラーになった、ドイツ人作家Bernherd Schlinkの小説 "The Reader"の映画版です。

原作はドイツ語、私は2001年のボストン留学中に英語で読みましたが、その時から「久し振りにいい小説に出会ったなあ」と思って気に入っていました。

この本を読んだきっかけは、ボストンの、ある名門私立高校を訪れた時のこと。15人ほどの高校2年生の英語(つまり国語)のクラスを見学した際、この小説を題材に授業が行われていました。演劇形式で小説を再現しながら(つまり朗読)、小説の中身をディスカッションしていく授業でした。面白かったのは、女性の役は男子生徒が、男性の役は女子生徒が演じていたことです。この国語の授業を担当していた女性教員と話す機会がありましたが、彼女は、逆の性の役を割り当てることで、この小説を通してジェンダーについて生徒たちとディスカッションしたいのだと言っていました。

さて、映画の紹介に戻ります。

日本ではいままさに上映され、なかなかの人気を博しているようですが、私は映画ダウンロードサイトで観ました。設定はドイツなのに何で英語話してるんだ、何で少年時代のマイケル(ドイツの新進俳優デビッド・クロス)と大人になってからのマイケル(レイフ・ファインズ)の英語のアクセントが微妙に違うんだ、などという細かいツッコミは置いておくとして、この映画、かなり原作に忠実で、映像も音楽も素敵で良かったです。

日本では数年前から朗読ブームですが、この映画はそれに拍車をかけるんでしょうか・・・(本の邦題は「朗読者」、映画の邦題は「愛を読むひと」)分かりませんが、なぜ15歳のマイケルが、21歳年上のひと夏の恋の相手ハンナに本を朗読して聴かせるのか、それがどういう意味を持ってマイケルの人生に重くのしかかってくるのか、映画を観終わった後も、色々と考えさせられます。

15歳のマイケルと36歳のハンナのラブシーンも全然いやらしくなく、素敵に描かれていました。
まあ、個人的にはもうちょっとエロがあってもよかったのかなーと思いましたが。。。それにしても、マイケルを演じたデビッド・クロス、これからが楽しみな俳優です。
マイケルの心の葛藤を、大人になってからのマイケルを演じたベテラン俳優、レイフ・ファインズと共に、こちらが苦しくなるほど、うまく表現していました。
ハンナの役を演じてアカデミー賞主演女優賞に輝いた、タイタニックでおなじみのケイト・ウィンスレットも、さすがの演技を見せています。


Independence Day

コロンバスで迎える初めてのIndependence Day(独立記念日)。
アメリカ人はIndependence Dayのことを"The Fourth of July"と言うことのほうが多いですが、今年は4日が土曜に当たるためか、大学のお休みは3日の金曜日。
よって、金土日と3連休の週末でした。

独立記念日といえば、アメリカでは一年で唯一、どの都市でも大きな花火大会が催される日ですが、コロンバスのダウンタウンは4日ではなくなぜか今年は3日に花火が行われるとのこと。

ダウンタウンの花火は4日だとばかり思っていたため、のんきにジムに行ってしまい、3日午後6時からのパレードは見逃し。
10時からの花火だけは見に行こうと意気込んで帰りました。
日本では花火大会といえば8時頃からですが、コロンバスは9時でも薄明るいので、10時からという遅い時間のスタートなわけです。

家を9時半ちょっと前に出ると、目抜き通りのHigh Streetは、花火を見に行く人たちで溢れ返っていました。

バスでダウンタウンに行こうと思っていたものの、バス停はバスを待つ人でいっぱい。そして来るバス来るバス「Next Bus Please」と表示を掲げ、バス停を通り過ぎていきます。

こちらでは日本のように超満員でも止まって乗せてくれるバスなど無く、適当にたくさん人が乗っていると「Next Bus Please」と表示を掲げ、バス停には止まらず去っていきます。
10分に一度程度来るバス路線ならまだいいのですが、コロンバスの交通の便は極端に不便で、電車はもちろんなく、バスも30分に1本とか1時間に1本という路線も多々。そういうさびれかけた路線で、相当待った挙句にバスが「Next Bus Please」と表示を出して走り去ろうもんなら、バス停で待つお客からは相当なswearwordsが聞こえてきます。

さて、待ち合わせた友達と、バスを待っていては花火に間に合わないということで、ダウンタウンまで30分歩くことに。9時半過ぎでもこの明るさです↓



High Streetを少し歩くとShort Northという地域になりますが、ここはたくさんのアーチがあることで有名です。
このアーチは歴史的なものらしいですが、80年代にはこのShort Northは売春や犯罪がはびこる危険な地域として知られていたそうです。
今でも、かつてさびれて危ない街だったことを物語るような建物が多少残っているのですが、再開発のおかげで、ブティックやおしゃれなアートショップが立ち並ぶ地域に変わりました。
なかなか雰囲気のあるバーやレストランなどもあります。

さらにダウンタウンに向けてHigh Streetを南下すると、駐車場の壁に映像を投影して、アニメ鑑賞が行われていました。さて何のアニメでしょう?



そう、The Simpsonsです。
この駐車場の隣はレストラン兼バーで、人でごった返していました。

ようやくダウンタウンまでたどり着き、そこから1本道を入るとArena Districtと言われる、おしゃれなバーやクラブの立ち並ぶ地域になります。
このArena Districtにある立体駐車場の建物の屋上に向かってどんどん人が入っていくので、つられて入ってみることに。



確かに高い場所からなら花火が綺麗に見えそうです。
他には、橋の上やちょっと開けた空き地などに人だかりがありました。まあ日本の隅田川などの花火大会の人出に比べたら、どうってことありませんが。

屋上はこんな感じでした↓



写真からはわかりませんが、屋上は相当うるさいことになっていて、大騒ぎする酔っ払い多数、愛国心を煽り立てるような歌が大音量でスピーカーから流れ(個人が持ち込んだもの。たとえば"I'm proud to be an American〜"でお馴染みの"God Bless the USA"など)、熱気がむんむんしていました。

花火は10時から30分間ぐらい。まあアメリカだから特に何か特別なわけではなく、日本の花火大会で見られるような種類の花火が続きました。でも日本の花火のほうが華やかかな?








コロンバスの四季



コロンバスの冬は長い。そして寒い。とても寒い。


日本の6月7月といえば梅雨で、蒸し暑くて鬱陶しいお天気が続きますが、ここコロンバスの6月7月も暑いです。
ただ湿気が35%ほどしかないので、たとて気温が高くても、死にそうなほど過ごしにくいわけではありません。

実際にコロンバスで暮らしてみる前までは、コロンバスの四季は東京のようにはっきりしている、ぐらいの認識しかありませんでしたが、四つの季節をすべて経験してみると、東京と違う点がたくさんあることに気付きました。

夏はともかく暑く、日差しがものすごいのでサングラスは欠かせません。
サンスクリーン(日焼け止め)が効かないような気がします。着実に焼けてます。アジア人はyellowと言われますが、この前誰かに、brown girlと言われました。


日焼けといえば、白人の女の子たちは日焼けが大好き。
オハイオ州立大のキャンパス内には自然に恵まれた広大な芝生の広場(ovalと言われます)がありますが、4月頃から、暖かい日には水着姿の女の子たちが、網焼きの魚よろしく、でーんと芝生の上に転がっている(正確には寝そべっている)姿がよく見られます。
そんなアユの塩焼きみたいになってる彼女らを横目で見ながら、

あ〜あ〜、シミになっても知らないよ〜

と通り過ぎる私ですが、中にはクジラの塩焼きみたいなのもいます 
日焼けしてセクシーになる(と彼女らは思っている)前に、ジムに通ったほうがいいのではないかと思われます。

コロンバスの秋はなかなかやってきません。
夏の日差しは10月になっても続きます。
10月半ばに雨が降ると、ちょっと秋らしい香りが漂い、やや気温が下がるのですが、また日が照ると夏に逆戻りです。
東京で11月に半そで1枚で歩いているとキチ●イかと思われますが、コロンバスでは11月末でも半そで1枚でOKの日があります。

あまり長くはない秋ですが、コロンバスの秋は、木々の葉が金色に輝き、落ち葉がノスタルジックな香りを放ち、気温がきゅっと下がる日は何とも言えないすがすがしさで、一年で最も美しい季節です。

上記のように11月は半そで1枚でOKの日もあるのですが、もちろん雪が降り出すのもこの時期で、気温の差が尋常ではありません。
20度ぐらいあった日の次の日が5度まで下がるとか、そんな感じです。

12月になると、本格的な冬になります。
上の写真は12月上旬のものですが、どかーっと雪が降るというよりも、毎日のようにさらさらと、あまり積もらない雪が降り続けます。解けるのも早いですが。
気温はマイナス10度ぐらいまで下がる日もあり、外に出るのも億劫になってきます。
フード付きのダウンジャケットや手袋、帽子などが欠かせません。

おそらく最も雪が多いのは1月から2月にかけてです。
今年の冬はコロンバスでは記録的な大雪が降った日があり、学校が休校になりました。たしか1月3週目ぐらいだったと思います。

2月は厳しい寒さで、あまり長くは外に立っていられないほどです。
特に風がある日は体感温度がマイナス20度ぐらいまで下がるので、寒くて苦しいです。

3月〜4月は毎日の気温差が激しく、やたらめったら寒い日があるかと思うと、次の日には春の陽気で、早くもキャンパスのovalでは「アユの塩焼き」が見られたりすることもあります。

それにしても、少しでも太陽が照って暖かい日だったりすると、アメリカ人はうじゃうじゃとこぞって外に出てきます。男子学生はフリスビーかフットボール、たまにキャッチボール、女子学生は日焼けがお好みです。
「I hate sunshine. I love nice and gray.」と公言する私としては、理解に苦しみます。
痛いぐらいの寒さを除けば、コロンバスの12月〜3月までの、太陽がほとんど出ないグレーの空は、理想的だとすら思えます。そう言うと、アメリカ人には変態扱いならぬヴァンパイア扱いされますが。(注:ヴァンパイア:吸血鬼。太陽と十字架とにんにくを嫌う)

コロンバスの秋同様、春も短いです。春を感じられるのは3月と4月の数日で、5月に晴れになると、それはもう夏の日差しになってしまいます。
4月頃に一斉に花々が咲き乱れ、緑の木々がみるみるうちに生い茂るさまは、見ていてとても素敵です。

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